【1371】 瞳子のツボにはまったドリル万博  (允 2006-04-23 15:44:23)


【No:1367】の続きです。


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆


 おかしい。そう、おかしいのだ。この、紅薔薇の蕾専属カメラウーマン?蔦子様の写真が?否!断じて否!!私の写真におかしいことなど一つも無いわ。うぬらの曇った瞳で私の写真をいやさ、芸術を判断して欲しくは・・・・・・いやいやいや、くっ・・・何故私は心の中でこんなおもしろ回想をしているのだ。私のキャラではないと言うに。そう、私に美貌はない。それは知っている。だからこそ、私はかっこよく行こうとした。しかし、1学年上に外見上はかっこよく、あたかも宝塚的存在が某黄薔薇様にいたため、違うかっこよさを追求したのだ。クールに、眼鏡をかけ、知的に、取り乱すことなく。それが私だ。なのに、うぬらって・・・。某世紀末覇者じゃあるまいし・・・。
 っく・・・まただ。違う、そういうことを言いたいんじゃない。そう!おかしいのだ。この、紅薔薇の蕾専属カメラウーマンの目でしかわからないかもしれない、微妙な感じ。なんて言えばいいのだろうか。こう・・・うん、まったく思いつかないけれども。あーー!!今日の私はおかしいみたいだ。クールにクールにクールに・・・。
 よし、まず違和感がある。祐巳さんの顔といえばいいのか、表情と言えば良いのか・・・いつもの感じではないのだ。昨日までは無理はしていたがまだいつもの祐巳さんらしくあったように思う。少し痛々しかったが・・・。今はなんと言うか・・・紅薔薇の蕾になる以前の様に戻ったような・・・というより、祥子様の妹になる前かな。それも違う気がする。そうなろうとしているのか。そんな感じだろうか。多分それが一番しっくりくるのではないだろうか。ではそれはなぜなのか?祥子様と何かあったのだろうか。祐巳さんはこういったとき、私たちに何も言ってくれない。それは、紅薔薇の蕾としての意地?それとも私たちはそんなに頼りにならないのだろうか・・・。悔しい、悔しいが・・・・。
 ま、こういった場合、他人が介入すればややこしい事になるんだろうなぁと過去の記憶から、経験からそう思ってしまう。だから、聞かない。向こうが言ってくれるまでは。だって悔しいじゃない?私ばっかりあなたを見ているようで。でも、早く気づいてね。あなたが見ているほうだけではなく、道端にもあなたを見ている花があることを。決して目立たないような小さい花だけど、あなたをずっとみていると・・・・やっぱり見てるんじゃないとかそういうツッコミは禁止です!!あ〜〜〜!!!やっぱり今日の私は・・・・・。



 やっぱりそうだ・・・。私は確信した。祐巳さんのわたしを見る目が知らない人を見てる目だと言うことを。何故?そんなに嫌だったの?薔薇の館に連れて行っただけじゃない!!祥子様と何かあったならぶつかっていくべきだと思って!!だから連れて行ったんじゃない!!
 っく!やっぱりそうだ。そうなんだ。わたしには祐巳さんの親友たる資格なんて無いんだ。だから祐巳さんの事がわからないし、何も言ってくれないし、こんなにも冷たくされるんだ・・・。だから爐瓦げんよう。黄薔薇の蕾瓩覆鵑童討屬鵑澄いつものように由乃さんって呼んでくれさえもしないんだ。私は好きで黄薔薇の蕾になったんじゃないのに!!おねえさまが!令ちゃんがそうだったから必然的に!!・・・
 そうかな?思わなかったかな?これでまた、狷段稔瓩砲覆譴襪辰董ΑΑ思わなかった?心臓に病があることなんてたいしたことじゃないって。私は、私は綺麗で令ちゃんと言う優しい姉もいて、そしてじきに黄薔薇様になるんだって!!そして・・・紅薔薇の蕾と言う親友がいて・・・あれ?・・・ワタシハナニヲイッテルノ?ナニガホシイノカナ?ドウシタイノカナ??・・・薄れていく景色の中で私はそういったことを考えていた・・・・。


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆

 くっ!つらいです。何故こうも暗くなるんだろうか・・・。何気に題名は面白いのに・・・。しかも祐巳さんが出てこないし・・・。っていうかなんにも考えてないから作者さえどうなるかわからないこの展開。さて、どう終わらせよう?そしてまったくでていない白薔薇ファミリーはどうしたのか?次回、鳴らない電話・・・・嘘です。




  


一つ戻る   一つ進む