初めまして、憐といます。今回がSS書くのも、投稿も初めてなんですけど
よければ感想お願いしますm(_ _)m
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夢をみた…
それはまだ私がちいさかった時の夢だった。
その時の私は、小学校1年生ぐらいで母に連れられ大きな公園で遊んでいた。
砂場で山やお城、トンネルとかを楽しく作っていたとき
「バタンッ!!」
と近くで誰かがこけた音がして、あわてて振り向いたら祐巳と同じか少し年上位の子が
泣きそうな顔をして立ち上がっていた。
気が付けば祐巳はあわててハンカチをかしてあげていた。
その時の祐巳は、その子が泣かないように必死に話し掛けたり、
綺麗な花で花束を作ってあげたりしているうちに次第にその子は笑顔になっていき最後には2人で笑っていた。
その子はよくみると、とっても綺麗な子だった。
そのことがきっかけで公園などで会えばよくその子と話すようになっていた。
その日も、いつもと変わらずその子と遊ぶつもりで公園に行ったけど、その子はまた
あの日のような泣きそうな顔で公園で待っていた。
「どうしたの?××ちゃん」
「祐巳ちゃん… 私、引越しちゃうからもうこの公園にはこれないの…」
「でもね、きっとまた戻ってくるから」
「うん…」
「あと、10才年をとった時にこの場所にきっと戻ってくるよ」
「「約束だよ」」
「「指きりげんま、嘘ついたら……」」
ここで夢から覚めた…
不思議な事にこの夢では相手の名前がどうしても聞き取れなかった。
そして、それが今から丁度10年前位の出来事だった。
それからその約束を思い出した祐巳はさっそくその公園に向かっていた。
そしてあのベンチに座ってずっとまっていたが一向に相手が来る気配はなかったので
仕方なくその日はあきらめて帰ったが、その翌日から約束を守るためにできるだけ公園に
かよっていた。
〜数日後〜
祐巳はあきらめずに公園で待っていたところ、
「ゆ〜みちゃん」
と呼ばれ振り返ろうとした瞬間、抱きつかれた。
「ぎゃう」
と怪獣声をあげながらもなんとか抱きついた相手を見た瞬間、
ニコーと悪戯が成功したのを喜んでおもいっきり笑顔の白薔薇こと佐藤聖がいた。
「こんな所で、きぐうだね〜」
「ほんとですね。」
「そういえばこんな所まで、今日はどおしたんですか?」
「まちあわせ〜」
えっ!!と思いつつ
「まさか、昔の約束とかいいません…よね?」
「そうだけど…なんでしってるの?」
とキョトンとした聖をみながら、祐巳はただ笑うしかなかった。
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[強制修了]
最後まで読んでくださって有難うございます。
あと、結構自分的なかってな設定になってますので。そこら辺は気にしないでください。