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No.116
作者:冬馬美好
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2005-06-27 23:19:33
萌えた:2
笑った:39
感動だ:0
『突撃せよプリティあるある探検隊』
それは、祐巳が「瞳子ちゃん居る〜?」と、一年椿組を訪れた事から始まった。
「キャー! 祐巳さまですわ、祐巳さまですわ!」
「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンですわ!」
「・・・あ、え〜と」
『ごきげんよう、祐巳さま!』
「敦子です!」
「美幸です!」
「・・・うん、敦子ちゃんと美幸ちゃんね。悪いんだけど、瞳子ちゃん呼んで・・・」
「祐巳さまとこんな間近でお話を、お話を・・・く゜ぅぅぅぅぅ」
「はっ! 敦子さんが気絶なされたわ! これはあるあるさまの探検隊をお呼びしなくては!」
「・・・え?」
『はいっ! はいっ! はいはいはいっ!(わぉ!) あるある探検隊! あるある探検隊っ!』
「・・・あの・・・だから、瞳子ちゃんを・・・」
「行きますわよ、敦子さん。もう少し詰めてくださらない」
「これぐらいですか? 頼みますわよ、美幸さん。良くある事ですからね」
「分かりましてよ、良くある事ですわね? 行きますわよ」
「・・・呼んで欲しいんだけど・・・」
「祐巳の『祐』の字を間違える」
『はいっ! はいっ! はいはいはいっ!(わぉ!)』
「・・・だからさぁ」
その後、途方に暮れる祐巳を見るに見かねて間に入った可南子に対し、「可南子を『加奈子』と間違える」とかましてしまい、怒りくるった可南子にぼっこぼっこにされるまで、敦子と美幸の探検は続いたのであった。
(コメント)
ケテル・ウィスパー >まあ、はしたなくってよ! (No.378 2005-06-27 23:28:41)
OZ >ごめんなさい、オモシロすぎです!!ツボに入りました。(No.379 2005-06-27 23:39:17)
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