がちゃS・ぷち

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No.135
作者:篠原
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2005-07-01 18:39:23
萌えた:1
笑った:9
感動だ:4

『三奈子ちゃん覆水盆に返らず』

「がふうっ」
 突然妙な叫び声をあげて机に突っ伏した築山三奈子に、真美はまたかと思いつつ妹としての義務感から一応声をかけた。
「どうしたんですか? お姉さま」
「あああああああああ」
「お姉さま?」
 あまりの変さ加減に、さすがに少しだけ心配になってそばに寄る。
「間違えてリロード押しちゃった」
「は?」
 真美はお姉さまの前のディスプレイをのぞきこんだ。
「がちゃがちゃSS掲示板……って部室に来て何やってるんですかっ!」
「ちょっとした息抜きよー」
「息抜きで絶望しないでください」
「だって、これ同じタイトルなんて2度と出ないのよー!」
 再起不能に陥ったらしい姉を見て、真美はつくづく思う。心底ダメ人間だこの人は。どうしてこの情熱の5%でも受験勉強にまわせないのかと。


  ※この物語はフィクションです。ええ、フィクションですとも……。


(コメント)
くにぃ >誰もが一度は通る道です(もらい泣き)(No.427 2005-07-01 18:50:29)
くま一号 >小説家三奈子さまに謹んで感動一票(No.428 2005-07-01 20:31:31)
春霞 >強くヰ`!! 我々は創作者の見方だ。(No.432 2005-07-02 00:18:17)
ケテル・ウィスパー >わたしは二度目の投稿するを押さなかったために、1本SS無駄にしたことが・・・・・。(No.433 2005-07-02 00:45:36)
琴吹 邑 >同じタイトルは出ないので、それっぽい別のタイトルで我慢するとか.(No.442 2005-07-02 11:40:00)
篠原 >やはり誰もが通る道なんですね。ちょっと安心。何がだ。リベンジはするかも?(No.447 2005-07-02 20:02:20)

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