がちゃS・ぷち
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No.411
作者:joker
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2005-08-23 21:53:55
萌えた:1
笑った:9
感動だ:1
『桂さんの名字はエレガントドリル』
桂さんが髪をドリルにしていた。
このニュースは瞬く間に学校中を駆け巡った。
「ちょ、ちょっと、桂さん。一体どうしたの?」
ニュースを聞き付けた祐巳は数ヶ月ぶりに元クラスメートの所に駆け付けた。
「あら、祐巳さん。ごきげんよう。」
駆け付けて来た祐巳を見て、華麗に挨拶をする桂さん。
その髪型は昨日までとは違い、縦ロールになっている。
しかも、左右に二本ずつ、腰までの長さの縦ロールだ。
しかもしかも、瞳子ちゃんのと違いドリルっぽくない。
例えて言うのならエレガントドリルといった所だろう。
「ご、ごきげんよう。桂さん。…ってそうじゃなくて、その髪!いきなりどうしたの?」
祐巳がそう問うと、桂さんは優雅に答える。
「だって、私の名字、エレガントドリル、だもの。」
「……………はぃ?」
「だって、何時までも名無しって言うわけにはいかないでしょ?大体、何で私の名字は無いわけ?一巻から出てるのよ?もしかして、最終巻まで名無しで終わるつもりなの?そんなの認めない!!私、認めないわよ!!」
どんどんヒートアップしていく桂さん。それを止められず、祐巳はオロオロしている。
「私は猫じゃないのよ!名字がまだ無い状態が何時まで続いて良いわけがないじゃない!こうなったら、ドリルでも何でも良いわよ!」
「お、落ち着いて、落ち着いて、桂さん。」
必死になだめる祐巳だが、その暴走は由乃どころか、初号機や機龍(通称エヴァゴジラ)を越えていたという。
そして、数日間のあいだ、桂さんは、『エレガントドリル・桂』として、注目を得続けていた。
(コメント)
j >「あとがきに出てみました。」
焔:「………昨日の今日でこれですか。」
j:「今回はあとがきだから、無問題なのさー。」
焔:「色々問題、ありそうですが……」
j:「無い無い、気のせい、気のせい。」
焔:「……気のせいですか?」
j:「そうそう。」
焔:「で、あとがきは?」
j:「無い。」(No.1366 2005-08-23 22:03:16)
くにぃ >ここで流れを読まずに。(No.1369 2005-08-24 00:24:10)
くにぃ >桂さんの名字は「三枝」説が有力(?)なようですが、私の脳内では「勝浦」で決まりです。(No.1370 2005-08-24 00:24:31)
水 >私は「平本」にしておきます。(No.1375 2005-08-24 03:31:06)
春霞 >では、私は「安陪令次」(4文字苗字)で。 (No.1382 2005-08-24 20:27:06)
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