がちゃS・ぷち

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No.956
作者:joker
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2005-12-10 23:07:07
萌えた:1
笑った:5
感動だ:3

『また天使との邂逅』

「というわけで、新しい命題をお前に言い渡す。」
「毎回毎回どういうわけか、わかりませんわ」

 今、瞳子は再び死条天宮に呼び出され、屋上にいた。
 そう!この乃梨子似の(というより乃梨子)彼女は、告死天使、死条天宮なのだ!(じゃじゃーん!)
 前回瞳子は(【No:953】)見事に命題をクリアし、命をとりとめたのである。

「…それに命題はいくつあるんですの?」
「最初は原作になぞらって、7にしようと思ったんだが、期間が少ししか無いのでな。3つにする。」
「…原作?期間?」
 リアの都合までおり混ぜた天宮の説明に困惑する瞳子。
「と、とりあえず、後2つなのですわね?」
「そうだ。で、今回の命題なんだが……下を見ろ。」
 そう言って校庭を指差す天宮。
「…下に何があるんですの?」
 下を眺める瞳子の視線の先には……


ズザザザザーー

『よ、由……』
『市中引きずりまわしのうえ、打ち首じゃーー!!』


「……………」
「なになに……『12月16日金曜日、夜九時までに、間違った選択を一度でもしたら、お前は死ぬ』か。」

 淡々と命題を読みあげる天使の声を聞きながら、グランドの文字を消しに行く為に屋上を出る瞳子だった。


(コメント)
joker >ちなみに、令さまの罪状は「遊びに来た祐麒に色目を使った(本当はお茶を出した時、少し話しただけ)」です。(No.5159 2005-12-11 15:42:19)
さんたろう >令さまの浮気に怒ったのか、祐麒に色目を使った事に怒ったのか、どっちでせう。(No.5166 2005-12-12 12:17:20)

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