がちゃS・ぷち

[1]前  [2]
[3]最新リスト
[4]入口へ戻る
ページ下部へ

No.3320
作者:弥生
[MAIL][HOME]
2010-10-12 20:24:07
萌えた:1
笑った:13
感動だ:0

『黄魔道士のやりたい放題フルスロットル』

ごきげんよう、お姉さま方。
×××
今にも雨が降り出しそうな曇り空、祐巳と志摩子は薔薇の館に急いでいた。
「ひゃ〜、濡れちゃうよ〜」
「そうね。傘も持って来ていない事だし急がないと」
〜その頃、薔薇の館では〜
黄薔薇姉妹が…
「風よ吹け〜吹け〜嵐を…」
「ちょっと!何してるのよ!解きなさいよ!これ!」
「そうですわ!今すぐ止めてくれませんこと?」
「儀式の邪魔をしないでくださいますか?乃梨子さま、瞳子さま」
「そうよ、2人はイケニ…ゲフンゲフン…実験台なんだから、じっとしてなさい」
「生贄って言ったよ!?この人!」
「いいえ、あくまでも実験台です。乃梨子さま」
「何の実験台ですの?早く解いてくださいまし」
「それはね〜題して『本当に雷様はおへそを取るのか』実験よ!」
雷をバックに決めポーズの由乃。
「素敵です、お姉さま」
いじりがいのあるおもちゃを見るような目をしながらも、あくまでも姉を立てる菜々。
「菜々ちゃん、由乃さまに何を吹き込んだ」
睨みつける乃梨子。
「吹き込むだなんて言い掛かりです、乃梨子さま。私は只、雷様は本当におへそを取るのか教えて下さいって言っただけです」
菜々は表情こそ真剣だが目が笑っている
「由乃さまもひどいですけど、更に輪を掛けてひどい妹ですわね」
「ひどいだなんてそんな…私は真実を知りたいだけなのに…」
よよよ…と泣き真似の菜々
「何遊んでるの!菜々!こっちは準備完了よ!そっちもさっさと準備なさい!」
「は〜い、お姉さま。それでは失礼しま〜す。」
と、2人のスカートをめくろうとする菜々
「何すんのよ!エッチ!」
「止めなさい!エッチスケッチワンタッチ!」
何か微妙に古い瞳子。お前いくつだ?
「ダメで〜す。お姉さまには逆らえませんので観念して下さい」
と、2人のスカートの裾が膝まで来た時に
「遅くなってごめーん」
と祐巳と志摩子が入って来た
『お姉さま助けて』
と2人がハモると
「あ〜、私達が来るまで待っててって言ったのに!」
と、祐巳
「そうよ、蔦子さんも真実さんもまだ準備中なのに」
と、志摩子
『えっ!?』
「ごめーん、待ちきれなかったの」
「…お姉さま…」
「…志摩子さん…」
2人の様子が一変する
ブチ…ブチブチブチ…
『貴様等そこへなおれー!!』
その後、どうなったかは誰も知らない…


(コメント)
弥生 >短編は難しいです(No.19061 2010-10-12 20:25:03)

[5]コメント投稿
名前
本文
パス
文字色

簡易投票
   


記事編集
キー

コメント削除
No.
キー


[6]前  [7]
[8]最新リスト
[0]入口へ戻る
ページ上部へ