がちゃS・ぷち

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No.2893
作者:名無しのゴンゾウ
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2009-03-14 15:46:41
萌えた:1
笑った:6
感動だ:0

『白熱!!戦う生徒会長』

【No:2876】【No:2887】の続きです、一部を除きすべてオリキャラです、ご注意ください


「逃げちゃだめですよー」

「これで三回目、そんなにいや?」

嫌です

「そう、私たちは楽しい」

ひどい人たちです

 「遅い!」

来ただけ偉いと思ってください

「申し訳ありません聡子さま、なかなか言うことを聞いてくれなくって」

「五回ほど逃げられそうになりました」

三回です!

 「いいから早く着替えて頂戴、薔薇さま方を待たせるわけにはいかないの」

薔薇さま方、ですか

お姉ちゃんも白薔薇さまだったんだよね



 「きゃー」

 「素敵」

そうですか……



「わたしからねぇ」

よろしくお願いします

 「一年生、負けるなよー」

 「私たちのいちご牛乳がかかってるんだからねー」

親友(たぶん)の勝利よりいちご牛乳ですか



「始めっ」



怖い



でも隙はある



どうだ



「一本」

 「やるぅ〜」

 「いちご牛乳げっとー」

そんなに好きですか、いちご牛乳



次いきましょう

「手加減はしないわよ」

 「美紀ちゃ〜ん、それは手加減できる人が言う台詞ですよ〜」

 「備品が壊れる前に仕留めちゃってねー」

壊れるんですかっ!?



「始め」



うわっ

ちょっと

本当に危ないって

あたったら痛いじゃすみませんよっ

もうっ



「痛いぃ〜」

自業自得です

 「何にも壊れなくてよかったね〜」

 「本当に」

まったくです



「よろしく」

 「ゆーちゃんは聡子ちゃんより強いからねぇ〜」

お二人は聡子さまより弱かったんですね……

 「あたしん時より痛くしなさいっ!」

する理由がありませんって



「始めぇ」



うっ



きゃぁ



そやっ



てぇっ



やっ



 「そこまで」

シャイニングフォアヘッド!!

 「薔薇さま三人揃って新入生いじめちゃいけません」

「いじめてたんじゃありません、いじめられてたんです」 

その発言はどう考えても逆効果でしょう

 「戦ってみないと自分より強いってことがわからないわけだ」

「私は止めたんです!」

「「「うそだっ!!」」」

絶対煽ってますよね

 「ちょっと情けないよねぇ」

ノーコメントで

 「じゃあ正規の活動に戻りなさい、私は職員室にいるから」

「「「「はーい」」」」

やる気のない返事ですね

 「あと、さっきのは氏家さんの判定負けね、そういうことで処理しなさい」

どこまで知ってるんだろう

 ぞろぞろ……



今の三人が生徒会長だったのっ?



「その防具はあげるわ」

はぁ、ありがとうございます

「いつでも剣道部に遊びに来てね、大歓迎だから」

誰が遊ばれに行きますか

 「冷たいお方」

 「折角の陽菜さまのお誘いですのに」

美和子さんとたまきさんは黙っててください

「どうしても人手が足りないときは二人に連行してきてもらおうかしら」

やめてください



「もう帰ってしまうの?」

何で恋人を引き止めるような口調なんですか、聡子さま

「それはあなたに一目惚れしたから」

……逃げていいですか

「あなたは私の愛に応えてくれないのね」

……逃げますね

「お待ちなさい」

はい、って止まるなわたし

「私、あなたを妹にしてみせるから」

……本当にしつこいです


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