大分、そうとう、何気なくほったらかしにしてた逆行ものです。
他の作者方のSSには及びもつかないほどのレベルの低さだと思います。
お読みの際にはご注意ください。
【No:1021】→【No:1025】→【No:1069】→It’s.
はぁ、一体何があったんだろ?
朝は静さまと祥子さまにはさまれてうれし・・・・・・かったけどすごく怖かったし。
妹にするとか言ってたけど聞き間違いだよね?
そりゃあ、本当だったらモロヘイヤ濃縮還元250%ジュース飲んでも気にしないくらい嬉しいけど、こんな平凡を絵に書いたような子狸なんか選ばれるわけないよね。
そういうのはきっと志摩子さんみたいに綺麗な人がなるべきだよ。
・・・・・・はぁ、もうやめよ、自分で言ってて落ち込んでくるわ。
で、今その志摩子さんが隣にくっついてます。
朝一緒に来て、休み時間、昼休み、トイレ。
個室まで気を許したら入ってきそうな予感がムンムンでした。
しかも視線が熱いです。
えぇ、たぶん黒い紙を持ってきたら燃えます、確実に。
だんだんうっとりしてきているのは気のせいでしょうか? 気のせいですよね? 気のせいって言ってよ!
ハァ、ハァ、とりあえずこのことは北海道の釧路湿原辺りに埋めておいて、私は音楽室の掃除当番に来ています。
どうしてここで踏みとどまっているかというと、何だかピンク色の、私にまとわりつくようなオーラがそこはかとなく感じ取れるからなのであります、長官!
私の隣にいる、あ、志摩子さんじゃない方ね、のまき絵さんと佳苗さんも固まってます。
ドアの開ける人を譲り合って五分くらい。
そうこうしているうちに勝手に重い扉が開きました。
そこにはいい笑顔の静さま。
あぁ、ぷりぃずへぅぷみぃ、志摩子さんと睨みあっちゃいました。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう、白薔薇のつぼみ・・・・・・いや、まだ違ったわね、志摩子さん」
うわ、火花散ってる。
そこっ! 挨拶だけでなんでそんなに険悪になるのよ!
「朝、私の祐巳さんを攫って行った泥棒猫はあなただったのね」
「いえ、私はクラスメートである私の祐巳さんが遅刻するといけないのでお取り込み中らしかったお二人から救助しただけですが?」
そりゃ助かったけどさ、今のこの状況はナニ?
「それに静さまはお姉さま、いえ、聖さまのことが好きだったのではなかったのですか? ずいぶんと心変わりが早いのですね?」
「あら、それはとうの昔の話よ。そうでなくともそれとこれとは別。私は祐巳を妹にしたい、それだけの話よ。」
「そうですか、でも却下です。祐巳さんの隣は私のものです。それだけは譲れません」
「でも、もう片方は空いているわよね? どの道私はあと半年で留学する予定なんだから、その後はあなた一人でウハウハよ? まぁ、とりあえずの同盟ということでどうかしら? あなたに聖さまや祥子さんの相手は辛いでしょ?」
「・・・・・・」
いや、悩まないでよ首を横に振ってよそんな話どっかにポイしちゃってよ
それ以前に当事者ほうっておいて話進めないで、お願いだから。
てゆーか掃除させて。
ん、握手? 握手か? 握手するのん?
ガシィッ!
「よろしく頼みます」
「えぇ、所有権は基本的に一日交代でいいわね?」
「はい。でも、他の方々の排除後までですよ?」
いやーーーーーーーーー!
キーンコーンカーンコーン――
いつの間にか掃除も終わってる。
え、何でみんな目そらすの? ご愁傷様? うらやましい?
どうぞどうぞ代わってあげるよ。
やっぱいい?
遠慮しなくていいからさ。
ぎゃうっ
両腕を志摩子さんと静さまに捕獲されてしまいました。
あー、何ていうか、グレイ?
もうグレちゃうよ?
うん、自分でも寒かった。
でもさ、このままどこにいくんだろう?
ねぇ? マリアさま?(泣)