【1256】 おまえを私は怒らせたありえない江利子  (Y. 2006-03-15 00:30:17)


小ネタです。設定は各自妄想をば……




「江利子……なぜ……」

 薔薇の館に咲く七輪の薔薇は枯れ伏し、意識を保っているのは白薔薇である聖と黄薔薇である江利子だけ。
 聖は膝をつき、窓際で夕日に凸を光らせている江利子を睨みつける。

「聖、私の性格を知っているでしょう? そして私はあなたの致命的欠陥を握っていることも」

「クッ……」


「あなたの敗因は……たったひとつだわ……SEI……
たったひとつの単純(シンプル)な答えよ……


『あなたを私は怒らせた』」


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