【130】 替え歌乱れ撃ち  (joker 2005-06-30 01:20:01)


ドリュンドリュン(グリーングリーン)

 ある日祐巳と二人で語りあったわ。
 ドリルをからかう喜び、そして、無視の悲しみ。
 ドリュン♪ドリュン♪
 青空にラララ、ドリルが響き
 ドリュン♪ドリュン♪
 青空には、ドリルが唸る



瞳子(天馬)

縦のドリルをなびかせて
春の並木を駆けて行く瞳子
祐巳の腕すり抜けて、真北に向かう
ご覧、ドリルの、駆けて行く(駆けて行く)
白銀の道を〜
リコさえ退けぞる 静まり帰る
縦のドリルをなびかせて
薔薇の館を駆けて行く瞳子



今夜ドリに見える髪に(今夜月の見える丘に)

たとえば どうにかして 君のドリルつけてみて
その鏡から私をのぞいたら いろんなことちょっとは変わるかも

ドリすれば ドリするほど 瞳のなか 迷いこんで
ドリルをつけたら 行ってみよう
跳ねるような髪をそのままに
迎えにゆくから そこにいてよ
バネだけでもいい
君の髪を知るまで 今夜僕は寝ないよ



「この中のどれかを来年の文化祭の出し物にしようと思ってるんだけど……」
「却下」
「ええー」
「却下です。だいたい、何ですか?この替え歌。三番目に至っては合唱曲ですらないじゃないですか!」
「ウケると思うんだけど……」
「恥かくのは私だけじゃないですか!!」


薔薇の館は今日も平和である。


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