【201】 桂さんとふつう  (いぬいぬ 2005-07-12 00:34:12)


祐巳「・・・ねえ。あんまりじゃない?このタイトル」
由乃「そお?でも桂さん、ホントに普通の人だし」
祐巳「ちょっと!あんまりだよ由乃さん!」
由乃「じゃあ、桂さんの人より秀でたところ。ふつうじゃないところって何?」
祐巳「うっ・・・それは、え〜と・・・」
由乃「祐巳さん、桂さんと同じクラスだったわよねぇ?」
祐巳「くっ・・・それは・・・そうなんだけど・・・」
由乃「私より祐巳さんのほうが酷くない?仮にも一年間教室を共にしたのに、その人の良さを分かってあげてないなんて(ニンマリ)」
祐巳「・・・うわ。江利子さまみたいな笑い方してる」
由乃「・・・・・・何かおっしゃって?福沢祐巳さん」
祐巳「いえ、何も。(ううっ怖いよ〜。・・・ん?一年間教室を共にした?・・・そうだ!) ねえ、志摩子さん。」
志摩子「何?祐巳さん(にっこり)」
祐巳「志摩子さんなら分かってくれるよね?桂さんの良いところ」
由乃「あ。志摩子さんに投げた」
祐巳「うう〜。だって〜・・・ ねえ志摩子さん、桂さんの人より秀でたところって、どんなものがあったっけ?」
志摩子「祐巳さん(にっこり)」
祐巳「ん?」

志摩子「桂さんてどなた?(にっこり)」

由乃「うわぁ・・・クラスメートとしての記憶すら無いんだ・・・」
祐巳「・・・ううっ。みんな酷過ぎるよぉ」

桂さんに幸在れ(なんのフォローも無く終了)


一つ戻る   一つ進む