※注)この作品は、映画の予告編のイメージでお読みください。
※注2)この作品はケテルさんの『菜々ちゃんのシナリオシリーズ』の流れを汲みます。
※注3)原案者ケテルさんからのご要望があった場合には即刻削除いたします。
―――――汝に、望むことは在りや。
「令ちゃんにはわからないっ!!力を持っている令ちゃんには!!」
「違う、由乃……それは間違っているんだよ」
―――――与えられる力。
「あなたも邪魔をするって言うの?菜々」
「……無様ですね、島津さま」
―――――唯一つの権利。
「こんな楽しいイベントに参加しないなんて……どうかしてるんじゃない?ねえ乃梨子ちゃん」
「どうかしているのは……あなたの方だ、江利子さま!!」
―――――手にするのは一人だけ。
「決着つけようか江利子。十五年前のケンカのさ」
「よく言ってくれたわ……ゾクゾクするくらいよ、聖!!」
―――――因縁と、思惑と。
「なぜここにいらっしゃるのですか……静さま」
「あなたに会いたかった……といったところでどう?志摩子さん」
―――――誓いと、想い。
「俺はっ……あいつの代わりに戦うって決めたんだ!!」
「それでもそれは……エゴなんだよ、祐麒」
―――――全てが、交錯する。
「おいたはそこまでよ、聖」
「……敵わないな、蓉子には」
―――――その先にあるのは。
「松平など関係なく……あなたにだけは負けたくないんです、可南子さん」
「私もよ……妙なところでだけ気が合うわね、私たち」
―――――唯一つの、願い。
「あなたが……あなたが黒幕だったのね」
「ええ、そうです……ごきげんよう、紅薔薇さま」
―――――子羊たちが。
「お姉さまは……私の理想に賛同しては下さらないのですか?」
「いいえ……ただ、先に行かせるわけにはいかないだけなの」
―――――狼へと、変わる!!
「そのロザリオを……っ!!!」
『砕いて―――――――!!!!』
「させるかぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!」
パロディ&燃え展開満載のマリみて異色ストーリー(多分)
『マリア様が嘆いてる』
近日公開!!(嘘)
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菜々「なんてのはどうでしょう」
由乃「却下!!つーかできるかぁ!!」
祐巳「というか菜々ちゃん、卒業した人に詳しいね……」
菜々「必死に調べましたから」
乃梨「てゆーかダメでしょう、卒業した人が出るってのは」
瞳子「イタリア在住の方もいらっしゃいますし……」
志摩「個人的にはちょっと面白いと思っているのだけど」
乃梨「嘘でしょ志摩子さん」
由乃「とにかくボツ!ダメ!こんな真っ向からマリみてにケンカ売るようなシナリオ却下!!」
採用1(菜々) 不採用3(祐巳・由乃・乃梨子) 保留1(志摩子)
菜々「豪華キャストの力作だったのに……」
祐巳「予算と技術も足りないからどのみち無理だよ、菜々ちゃん」
乃梨「出演料(ォィ)だけで生徒会予算突破しますよコレ」