【2289】 哀しい歌妹は魔王  (暇人 2007-05-29 01:01:51)



注意)初投稿ですので、文とか稚拙です!!


これはパラレルです。
世界観とか全く違います。
嫌いな方は注意!














‐これは皆が無くしてしまった物語(想い出)を唄う歌。‐



















『私の妹になりなさい。リリアンの戦士の一人として、私は貴女を必要とするわ。』
『…私が…?』
















美しかった想い出も…





















『祐〜巳ちゃん!』
『ぎゃう!!』

























楽しかった想い出も…。





















『魔族を倒すのが、私達リリアンの使命なのだから。』
『…でも…私には戦う力がないんです!護られるだけは嫌なのに…。』






















辛かった想い出も…。




















『…私の力が足りなかったせいで…あの娘は死んでしまった…。…私のせいで!』
『違う!!確かに貴女を守るために犠牲になったけれど…。それは貴女のせいじゃない!』























心の奥底を切り裂くような想い出も…。




















『……なんで?』
『…。』
『何で貴女がそこにいるの!?』
『…。』
『答えなさい!』






















心を凍らせた裏切りの想い出も…。






















『…私は魔族の王として生きる。ニンゲンなど滅びてしまえばいい!』
『そんなのっ…許さない!』























全てが分かたれた日の想い出も…。























『魔族の王として…私は貴女を殺します。』
『私は貴女の姉として…貴女を止めて見せる!…例え、それが貴女を殺すことであっても!』





























全ての終わりの日の想い出も…。


























貴女は私から奪っていった…。









もう…私の妹を覚えてる人はいない…。












私自身も忘れてしまった。












私達、姉妹が間違っていたというならば…それはきっと…












私の妹が魔王であったということ…それがすべての過ちの始まり。




















‐唄おう。
全ての哀しみの涙を込めて…。‐



これは妹に捧げる鎮魂歌。
















…みたいな話が書きたいなぁと思ってますが…。
長くなりそうです…。
しかも暗くなりそうだし…。
…無理ですかね?
…無理だよなぁ…。


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