【2589】 飛べ!  (通行人A 2008-04-06 18:09:21)


ケロロのクロスです。
【No:2525】→【No:2580】→【No:2583】→【No:2584】→【No:2586】の続編です
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6.機動歩兵ギロロ伍長



またもや、私とボケガエルの2人だけになっていた。

乃梨子「あんたたち何もしてないけど侵略やめたの?」

ケロロ「やめてないであります。」

私たちはテレビを見ながらそんなことを話していた。

乃梨子「でもあんたたち何もしてないよね。」

ケロロ「しないのではなく出来ないのであります。
    我輩は指揮官、クルルは作戦通信参謀、前線部隊のみが1人もいないのであります。」

すると、テレビが爆発して、中からSF映画のような銃を持った赤いケロン人が現れた。

赤いケロン人「ケロロ、敵に軍の内情を話すなど軍法会議ものだぞ。
       まったく、だらけおって。」

ケロロ「ギロロ、久しぶりでありますな〜。」

ギロロ「ケロロ、まずはこの家の住人を皆殺しにして、地球侵略の拠点にするぞ。」

この家の住人皆殺し→祐巳を殺す。

乃梨子「させるかー!!」

そういって銃を蹴り飛ばし、拾い上げ構える。
それと同時にギロロも一瞬驚いて動きが止まったが、すぐにビームサーベルを取り出し構える。
お互い構えた状態で止まる。


先に動いたのはギロロだった。
ギロロの攻撃を後ろに飛んで1発ギロロの足元に撃ってかわし、
廊下まで出てしまったので横に飛び隠れる。
体勢を低くしたのが災いしたのか、かわしたもののかすったらしく、胸の部分の服が少し破れた。
幸い、ロザリオと身体の方は無傷だった。


この銃が、何発撃てるのか分からないので、連射が出来ず、むやみに撃つ事が出来ないのがつらい。
こっちに来る入り口は1つ少し距離をとって銃を構えながら作戦をたてる。
私は掃除用具入れからちりとりを取り出した。


私は飛び出し、ちりとりをギロロの足元スレスレにまっすぐ投げる。
ギロロがいる場所は左はソファーの背、右側はあまりスペースがない。
そっちに避けるといずれ追い込まれるから避けることはない。
まして、後ろに飛んでも意味がない。
切り伏せるか、飛んでかわすかしかない。
時間差で銃も投げる切り伏せれば頭に直撃、飛べば腹部に当たるような高さに投げる。
どっちも切り捨てられれば、打つ手なし。


ギロロはちりとりを飛んで避け、銃を空中で切り伏せる。
一瞬の隙が出来たところに、剣を振り上げて切られる前に顔面に一発パンチを浴びせた。
ギロロは窓ガラスを割って外に吹っ飛んで、

ギロロ「地球の女ソルジャー惚れ、た、・・・ぜ」

そう言って気絶した。
今はそんなことよりも、この現状をどうにかすることしか考えられない。
あれから1週間と立ってないのにこの現状を見られたら、
絶対怒られる。


と思ったがそうでもなかった。
祐巳は、私が服のことをすっかり忘れていたので、最初は慌ててたが、外傷がないのを知ると安心し、
ギロロの方に興味がいったのを見たときは、私はなんだか寂しくなった。
ギロロが目を覚ますと、祐巳に襲い掛かったが軽く返り討ちにしていた。
私の苦労っていったい。


その後、祐巳は私を事を攻撃したことのみを怒り、家を追い出すと他の家に迷惑がかかるからと
祐巳は、ギロロに家に居るように命令し、ギロロもそれに従った。
本人の希望で中庭にアンチバリアを張ったテントに住むことになった。



→【No:2590】へ続く


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