【2667】 それが世界の選択だスタミナつけてぶち倒す  (keyswitch 2008-06-30 17:34:14)


私は、ヴァンパイアハンター祐巳
これから向かう先には、何百・何千…いや、数えるのも馬鹿らしいほどの吸血鬼が待っている。
こいつらはまだ乙女の血を吸う事は出来ないが、一度その味を覚えてしまうと際限なく増殖する。
それを許すわけには…絶対にいかない!!!

ここは奴等の最大のアジト。
毎年毎年完全に消滅させているのだが、奴等は私達を嘲笑うかのように同じ場所にアジトを構える。
私たちを舐めているのか、見下しているのか…そんな事は関係ない!
数日前までは周辺を人に害なす瘴気で覆われていたのだが、これらは私と私の仲間が全精力を注いで根絶させた。
今日、これから最後の・そして最強の敵との戦いが待っている…

私は、ヴァンパイアハンター祐巳
このリリアンを守護する紅きハンター



「…祐巳さん…何シリアスに決めてるの?」
「いや…何事も慎重に臨まないと」
「プールに消毒用の塩素入れるだけでしょう?」
「いや…あの…」
「数日前のプール清掃のときも、異様に熱が入っていた気がするけど?」
「………」
「………」
「ごめんなさい! 寝ている時に蚊に刺されて辛かったの!
 にっくきボウフラめ〜〜〜!」
「………ご愁傷様」


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夜、奴等が襲ってきて寝付けなくなり…蚊取線香の煙が充満するまでで、つい打ち込んでみました。
…線香の両端に火をつけて効率を上げようとしたら…上がりすぎてこの後自分もむせた orz
毎回短編 & お目汚しでスミマセン………


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