【3758】 砂時計が毎度だけど令さま、あ〜ん♪  (咲坂つかさ 2013-09-10 21:01:39)


〜魔法少女まどか☆なのは〜
ここは魔法少女まどか☆マギカと魔法少女リリカルなのはのクロスオーバーです
この二話はなのはの視点から書かれたものです
【No:3740】→現在
〜第二話〜
私の宙に浮かんだ感じがして頭がぼ〜〜としていると頭に声が響いてきた
『お願いします…この呪われた運命のボク達を助けてください…』
しばらくすると徐々に意識がはっきりしてきた
「う…ん…あれ…?私は…」
「よかった、気がついたんだね」
私は知らないベットの上に眠っているのに気がついてそして声をした方を向くと
ベットの横に髪がピンクでツインテールの中学二年生の女の子が椅子に座っていた
「あの…お姉さんは誰ですか?それにどうして私はここにいるのですか?」
「私の名前は鹿目まどか
ここは私の部屋で倒れていたあなたを私の部屋に運んだんだよ」
「そうだったんですね、わざわざありがとうございます
すいません、助けていただいたのに自己紹介がまだでしたね、私の名前は高町なのはといいます」
「でもどうしてあんなところで倒れていたの?」
「どうしてって…わかりません…
頭の中に言葉が響いたって思ったら光に包まれて気が付いたら気を失っていましたから…」
「じゃあ、住んでいる町の名前ってわかる?」
「海鳴市です」
「聞いたことがない地名だね」
「あの…ここはどこですか?」
「見滝原だよ」
「聞いたことがない地名です…
そうです、倒れていたのは私だけでしたか?」
「うん、なのはちゃんだけだったよ」
「そんな…フェイトちゃん達も飛ばされたはずなのに…
大丈夫かな…はやてちゃんとフェイトちゃん…」
「大丈夫だよ、きっとその友達ともそのうち会えるよ
そうだ、行くところがなかったら私の家に住まない?」
「でも迷惑では…」
「そんなことないよ、それに行くあてはないでしょう
それに困った時はお互い様だよ」
「でも…」
「行くあてのない小学生の女の子を外に掘り出した方が人間として良心が痛むよ」
「それではお言葉に甘えます」
その時私のお腹の音が大きく鳴り響いた
「あっ…」
「お腹すいたみたいだね
じゃあ、何か食べる?」
「すいません、いただきます…」
私は空腹に勝てずにまどかさんの好意に甘えることにした
その時の私はこれから始まる運命的の出来事に巻き込まれているとは思ってもなかった
〜続く〜



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