【3770】 言ってみるもんだ中の人が思っている降霊会  (千早 2013-09-26 22:14:17)


マリア様がみてるの百合小説です
登場伽羅は藤堂 志摩子と二条 乃梨子です
乃梨子の視点から書かれています
〜お姉様が恋人に変わる時(白薔薇姉妹編)〜
志摩子さんは世界一綺麗だと思う
私はそんな志摩子さんにメロメロです
そんなある日、祐巳様と瞳子が付き合い始めたと瞳子から聞かされた
「驚きましたよね、祐巳様と瞳子が付き合い始めたなんて、二人とも女性なのに…」
「そうね、二人とも女性でも好きな者同士なら別に可笑しい事とは思わないわよ」
「志摩子さんは女同士の恋愛は別に抵抗はないのですね」
「ええ、好きな気持ちはたとえ理由があろうともそれは素敵な事だと思うわ」
「でしたら…その…」
私は控えめに志摩子さんを見つめた
「うふふ、乃梨子、私達も恋人として付き合ってみない?」
「えっ?」
「あら、乃梨子は私と付き合うのは嫌?」
「い、いえ、嫌ではないです!むしろ嬉しいです」
「ありがとう、乃梨子、でも恋人同士はどんな事するのかしら」
「よくわかりませんがデートをしたりやキスをしたりではないでしょうか…その…キスは口に…」
「乃梨子は口にキスをしたいの?」
「その…」
私はどう答えたらいいかわからず少し戸惑いながら志摩子さんから視線をそらした
「ねえ、乃梨子、少しこっちを向いて」
「なんですか?志摩子さん」
私は志摩子さんの方に向いた瞬間志摩子さんが私の口にキスをしてきた
「志、志摩子さん?」
「うふふ、乃梨子の唇は柔らかいのね、つい乃梨子の口にキスがしたくなったわ」
悪戯っぽく微笑む志摩子さんが綺麗で見とれてしまった
志摩子さんは私をいつも優しくつつんでくれる
そんなお姉様兼恋人をもてて私は最高の幸せ者だと思う
〜終わり〜


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