【3772】 なんて事はない赤い夜凄く大きい中華鍋  (千早 2013-09-27 23:58:29)


マリア様がみてるの百合小説です
登場伽羅は島津 由乃と有馬 菜々です
菜々の視点から書かれています
〜お姉様が恋人に変わる時(黄薔薇姉妹編)〜
お姉様のそばにいると私を退屈させないでくれる
だから私はお姉様にひかれているといっても過言ではない
そんなお姉様だからついいじめたくなる
「でもびっくりしたよ、まさか志摩子さんと乃梨子が付き合ってしかも祐巳さんと瞳子も付き合いはじめたなんてね」
「そうですね…でも本人達が良いのなら問題はないと思います…」
「私達も付き合ってみない?」
「断ります…お姉様…」
「そんなにはっきりと断らないでもいいじゃない、菜々は私の事が嫌い?」
「嫌いではないですがお姉様とは付き合いません…」
お姉様はしゅんと落ち込んだ、その様子が凄く可愛らしくて愛おしくなった
「嘘です…お姉様となら付き合っても構わないです…」
「嘘…?もう菜々〜〜〜!」
お姉様は私の頬の両端を引っ張った
「すいません…お姉様…」
「は〜〜…もういいよ、菜々のいつもの事だものね」
「ありがとうございます…お姉様…」
「ねえ、私は菜々とキスがしたな」
「嫌です…キスをしたらお姉様と別れます…」
「そこまで嫌なの!?菜々はもしかして私の事嫌い?」
「そんな事ありません…私はお姉様の事が大好きです…」
私はお姉様の口に軽くキスをしたらお姉様は驚いていた
「時間も遅いですし早く帰りましょう…お姉様…」
私はお姉様の腕に抱き着いた
「そ、そうね…帰ろうか、菜々」
顔を真っ赤にして照れながら答えるお姉様が可愛くて愛おしく感じた
お姉様と居ると本当に退屈しないですむ
これからも私を楽しませてくださいね、お姉様
〜終わり〜


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