桜Trickの百合小説です
登場伽羅は高山 春香(たかやま はるか)と園田 優(そのだ ゆう)です
〜看病と見舞い〜
高校に入学して優ちゃんと二人の秘密ができて色んな思い出ができて日々胸が高鳴るばかりだった
そんなある日優ちゃんが学校を休んだ、優ちゃんに電話したけれども電話はつながらなくて心配になって優ちゃんのお姉さんでもある生徒会長の教室に優ちゃんの事を聞きに来た
「すいません、会長さんはいらっしゃいますか?」
「あら、春香さん、どうしたの?」
三年の教室を見渡すと会長さんが教室の窓際から近づいてきた
「その…優ちゃんが学校を休んだのですが会長さんは何かご存じではないのかと思いまして…」
「優の事を気にかけてくれてありがとう、優は幸せね、こんなに春香さんに心配をしてもらえて…実は優が風邪をひいたのよ」
「優ちゃんがですか!?あ、あの、大丈夫なんでしょうか?」
「ええ、さいわいに熱は高くはないのだけれどもかなり参っているみたいなのよ…
看病をしたいのだけれども生徒会長の私が学校を休んで優の看病をするわけにはいかなくて…困っていたのよ」
会長さんは困ったように会長さんの頬を触った
「あ、あの、それでしたら私が看病をさせてもらってもよろしいでしょうか?」
「春香さんが?そんなの悪いわ、それにそこまで甘えられないもの」
「いえ、迷惑だと思ってません、それに親友として優ちゃんの看病をするのは当たり前の事です」
「そうね…ならお願いできるかしら?」
「はい、優ちゃんの事はまかせてください!」
「ありがとう、でも優ちゃんの看病は学校が終わってからよ」
「あっ、は、はい」
「なら家の鍵を貸して置くわね、家には勝手に入ってくれて構わないわ」
私は会長さんから鍵を受け取ると会長さんと別れてすぐに優ちゃんの家に向かった
会長さんとの約束を破る感じになったけれども風邪の優ちゃんが心配だったから…
優ちゃんの家に着くと会長さんから預かった鍵でドアを開けて優ちゃんの部屋に向かうと優ちゃんの部屋のドアをノックすると部屋に入ると優ちゃんはベットで眠っていたのでベットに近づき優ちゃんに話しかけた
「優ちゃん…大丈夫?」
「う…ん…春香…?見舞いに来てくれたんだね…」
優ちゃんは辛そうに起き上がろうとした
「優ちゃん、無理しちゃだめだよ、お粥作ろうか?」
「いい…食欲ないから…」
「でも何か食べないと早く風邪が治らないよ」
「うぅ…なら少し食べる…」
「了解、台所を借りるね」
「うん…」
私は部屋を出ると台所に向かい台所でお粥を作るとお粥を持って優ちゃんの部屋に向かった
「優ちゃん、お粥を作ってきたよ、起きれる?」
「うん…なんとか…」
私は優ちゃんの体をベットから起こして優ちゃんの体を支えて
「はい、優ちゃん、あ〜〜ん」
「ん…」
優ちゃんは口にお粥を含もうとすると優ちゃんの体に力が入らずに優ちゃんの口からこぼれた
「優ちゃん、辛そうだね…優ちゃんはじっとしていて」
私はお粥を自分の口に含むとそのまま優ちゃんの口に注ぎ込んだ
「ん…」
「う…ん…」
「優ちゃん、どんどん行くよ」
もう一度お粥を自分の口に含むとそのまま優ちゃんの口に注ぎ込んだ
「うっ…ん…」
「ん…むちゅ…」
「優ちゃん…」
私はどんどんお粥を自分の口に含むとそのまま優ちゃんの口に注ぎ込んだ
それはお粥が無くなるまで続いた
「次はお薬だよ、優ちゃん」
私はお薬を自分の口に含むと次は水を口に入れるとそのまま優ちゃんの口に水と薬を注ぎ込んだ
「ん…」
「うっ…ん…ごくん…」
「うん、後はゆっくりと眠っていれば風邪も治るよ」
「ん…春香…」
私は優ちゃんの頭を軽く撫でると優ちゃんは顔を赤らめて発情したように見つめてきた
「どうしたの、優ちゃん?」
「春香…もっとしてくれないの…?」
「もう優ちゃんは甘えん坊だな、でも風邪だから少しだけだよ」
私は優ちゃんのベットに入りベットで横になっている優ちゃんの体を抱きしめた
「ん…春香」
「くすっ発情した優ちゃんも可愛いよ」
「発情なんか…ん」
軽く頬を触りそのまま優ちゃんの口にキスをすると優ちゃんの舌と自分の舌を絡ませた
「ん…優ちゃん…」
「うん…ん…春香…」
優ちゃんの舌を絡ませる事に優ちゃんは甘い吐息を吐いて私はそれを聞きたくて優ちゃんを求めるように激しく舌を絡ませた
「ん…ゆう…むにゃん…」
「むちゅう…はにゅか…」
「う…ん…」
私は心の中で『甘い声を出して可愛い、もっと聞かせて、優ちゃん』って思った
「う…らめ…」
(次は優ちゃんの心の声です『だめ、春香に聞かれる』)
「ん…うん…ぬにゅ…」
私は心の中で『私にもっともっと優ちゃんの甘え声を聞かせて』って思った
「むにゅ…んん…」
(次は優ちゃんの心の声です『駄目、そんなに激しくされたら、私、飛んじゃう〜〜』
「う…にゅ…」
「う…ん…にゅ…むちゅ…らめ〜〜…」
優ちゃんは体を少しびくって揺らすとそのまま倒れこむと優ちゃんから寝息が聞こえた
「優ちゃん、眠ったみたいだね、うんしょっと」
私はベットから出ると優ちゃんの体に布団をかけると軽く優ちゃんのおでこにキスをした
「おやすみ、優ちゃん」
私は優ちゃんの髪を軽く撫でると同時にドアのノックする音が聞こえた
「どうぞ」
ドアが開くと会長さんが入ってきた
「おかえりなさい、会長さん」
「ただいま、春香さん、それで優の体調どんな感じかしら?」
「お粥と薬を飲んで今眠った所です」
「そうなのね…ありがとう、後は私が優の看病するわ」
「わかりました、では後の優ちゃんの看病をお願いします」
私は自分の鞄を持って立ち上がった
「あっ春香さん」
「はい、なんでしょうか?」
「今日は助かったわ、優の看病をしてくれてありがとう」
「いえ、優の看病をするのは友達として当たり前の事です、ですから気にしないでください」
「その…春香さんは私が風邪をひいても優の時と同じように…いえ、何でもないわ、春香さん、気を付けて帰りなさいよ」
会長さんは顔を真っ赤にして自分のメガネに軽くかけなすと少し横を向いた
「?、はい、わかりました、後は優ちゃんの事をお願いします、おじゃましました」
「さようなら、春香さん」
私は優ちゃんの家を後にすると自分の家に帰りついた
その日の夜にご飯を食べてお風呂に入り部屋に戻ると少し体がだるかった
だからその日は早く眠る事にした、でも次の日は起きても体がだるくてベットで大人しく眠って学校を休むことにした
「うぅ…やっぱり優ちゃんに風邪をうつされたんだよね、当たり前か、昨日は風邪の優ちゃんとあんな事をしたんだから、でも優ちゃんは風邪が治ったかな…」
私は目を瞑ると眠りに落ちていった、しばらくすると部屋のノックする音で目が覚めた
「ごほん…どうぞ…」
部屋のドアが開くと優ちゃんが入ってきた
「春香…大丈夫?」
「優ちゃん…来てくれたんだね、風邪はもういいの?」
「うん、一晩眠ったら治ったよ、でも…その、春香の風邪ってやっぱり私がうつしたんだよね…」
「違うよ…優ちゃんのせいではないよ…ごほんごほん」
私はベットから起き上がろうとした
「春香、無理しないで、風邪薬はもう飲んだの?」
「朝に飲んだきり…」
「ならもう一回飲んだ方が良いよね」
優ちゃんはベットの横に置いてあった風邪薬の箱を手に取ると箱の中から風邪薬を出した
「あれ、でもこの薬、飲み薬にしては大きすぎない?」
「それ…座薬だから…」
「えっ?座薬ってお尻から入れるあれのこと?」
「うん…だから自分でするからいいよ…」
「でも春香は風邪で動けないから仕方がないよね…」
「ん…どうしたの、優ちゃん…?」
「うん、これは看病だから、仕方がないからね」
「う、うん、看病してくれるのはわかったんだけれども、でも嫌な気しかしないんだけれども…」
「春香、するから!」
優ちゃんは風邪薬を手に持つと私に近づいてきた
「あの、するからって、まさか、優ちゃん」
「うん、そのまさかだよ、この坐薬を春香のお尻に入れるから」
「ちょっと待って、優ちゃん」
「待たないよ、今の春香はふらふらで自分でお尻に座薬を入れられないでしょう」
「そうだけれども…で、でも駄目だよ、優ちゃん」
私は優ちゃんにあれよあれよというまにパジャマのズボンとパンツを脱がされて下半身をあらわにした
「じゃあ、入れるよ、春香」
熱の為に体が動かずにされるまでにされて優ちゃんは座薬を私のお尻にあててお尻に入れようとした
「うんしょ、あれ、なかなか入らないや」
「い、痛い!そんなに無理に入れようとしたら痛いって、優ちゃん!!」
「うるさいよ、春香、気が散る」
優ちゃんはなおも無理に私のお尻に座薬を入れようとした
「本当に待って、凄く痛いから!」
「あ〜〜もうなかなか入らないよ、こうなったら、えい!」
「ひゃん〜〜〜〜〜〜!!」
優ちゃんは力任せに座薬を私のお尻に全て入れた
「うん、よし、やっと入ったよ」
「うぅ…まだお尻が痛いよ…」
優ちゃんは私のお尻に座薬を入ったのを確認して離して私のズボンとパンツをはかせてくれた
「うぅ…優ちゃんに汚された…」
「汚されたって人聞き悪いな、私はただ春香の看病をしただけだよ」
「優ちゃん…責任を取ってよ…」
私は涙目になりながら上目使いで優ちゃんを見つめた
「責任って私に何させるつもりなんだよ」
「優ちゃんは私を傷物にするだけして後はほっておくんだ…」
私は布団を頭までかぶると布団の隙間から優ちゃんをちらって見た
「ああもうわかったよ!で私は何をすれば良いわけ?」
「その…優ちゃん…私と結婚してくれる?」
「け、結婚て、春香!何を言うのさ」
「うぅ…優ちゃんは私を傷物にするだけして捨てるんだ…」
「捨てるって人聞き悪いよ、ああもうわかったよ、春香と結婚すればいいんでしょう」
「本当に!?」
「うん、本当だよ、大体結婚してって言ったのは春香でしょう」
「う、うん、そうだけれども…ごめんね、優ちゃん、無理なお願いをして…本当に嫌だったら無理に結婚しなくてもいいよ」
「嫌って私を見損なわなうな!誰でもかしこでも結婚するように見えるのか、私はね!その…相手が春香だったから了承したんだよ、他の誰でもない春香だったから…」
優ちゃんは照れながら少し横を向いて少し優ちゃんは自分の頬をかいた
「ありがとう…優ちゃん」
私は照れながらはにかんだ笑みを浮かべた
「春香、他にしてもらいたい事ある?」
「それじゃあ…私が眠るまで手を握っていてくれる?」
「春香は甘えん坊だな、うん、いいよ、だから今はゆっくりと休んで病気を早くなおしなよ」
優ちゃんは私の右手を握ってくれた
「ありがとう…優ちゃん、お休みなさい」
「お休み、春香、沢山眠って早く元気になってよ」
私は目を瞑ると優ちゃんに握ってくれた手が暖かかくて安心できてすぐに眠りに落ちた
眠りに落ちた私は夢を見た、夢に内容は教会のチャペルで優ちゃんと私が純白のウエディングドレスを着て家族や友達に祝福されて結婚式をあげる物だった
それが幸せすぎて自然と嬉し泣きをした
「うぅ…ん…」
私はゆっくり目を開けると横で眠っている優ちゃんに気がつきそして優ちゃんに握られた手を目に落とした
「私が眠っている時も手を握っていてくれたんだ、ありがとう、優ちゃん」
私は手を握られた反対の左手で軽くおでこの上の髪を撫でたら優ちゃんはゆっくりと目を開けた
「う…ん…春香…?あれ、結婚式は?」
優ちゃんは目をこすりながら体を起こした
「優ちゃんたら、寝ぼけて可愛い〜〜でも結婚式って?」
「だって今まで春香と結婚式を挙げていて…」
「もう優ちゃん、それは夢だよ、でも優ちゃんも私と同じ夢を見ていたんだね」
「なんだ…夢だったんだ…でも春香も同じ夢を見ていたんだ、てことは正夢になるかもしれないよ」
「えへへ〜〜そうかもしれないね、でも早く結婚できるといいね」
「もう春香ったら…あっ、門限がすぎるよ、もう帰らないと…」
「優ちゃん…帰るの?」
「うん、門限過ぎるとお姉ちゃんが心配するから…」
「ごめんね、優ちゃん、そうだよね、これ以上我儘を言ったら迷惑だよね…」
「そんな顔しないで、そばにいられないけれども、でも今はこれで我慢して、春香」
優ちゃんはおでこにキスをしてくれた
「優ちゃんがキスしてくれた!うん、今はこれで我慢できる」
「それじゃあ、大人しく眠っているんだよ、また明日ね、春香」
「うん、また明日、優ちゃん」
優ちゃんはそういうと私の部屋を出ていった
私は優ちゃんの出ていったドアをしばらく見つめた
これが私と優ちゃんの二人だけの秘密
多分こうして優ちゃんとの秘密が増えていくんだよね
この先もずっと優ちゃんのそばにいられたら幸せだと思う
そしていつかは優ちゃんと子供を作りたいな、なんてね
〜終わり〜