「うーん、すごいツルツル」
「そんなにすごいかしら、乃梨子?」
「うん、とっても綺麗」
「乃梨子、そんなに見つめたら・・・」
「でも、綺麗なんだもの」
「ねぇ、志摩子さん。触っちゃ駄目?」
「え?!それは・・・」
「いいでしょ?ねぇ、志摩子さぁん」
「そ、そうね」
「お父さま、よろしいですか?」
「はっはっは、かまわないよ」
「すみません、おじさま。わぁ、ツルツルで気持ち良い。
色んなお寺で御坊さまにお会いしてますけど、おじさまの頭の形が良いので、格別ですね」
「若い子に褒めてもらえると気持ちが良いな、はっはっはっは」
おわれ