[最新記事表示] [検索] [キー登録] [使い方] [交流掲示板] [過去ログ] [リンク] [がちゃSぷち] [確認掲示板] [このセリ掲示板]

がちゃがちゃ掲示板は参加無制限・ノージャンル(マリみて中心ですが)のSS投稿掲示板です。お気楽に投稿下さい。
詳しい投稿ルールなどは『使い方』をご覧頂くか、管理サイトへお気軽にご質問下さい。
スパム対応のため「http://」「https://」を含む文章、「1」や「-1」から始める名前での投稿はできません。


訪問者数:5242682(since:06-03-01)

[RSS]
おなまえ
Eメール       Keyリロード
題  名 key1:  key2:  key3:
入力欄
URL
編集キー (自分の記事を編集時に使用。半角英数字のみで12文字以内)
文字色
記事番号:へ  
 
 

百戦錬磨おもいきり当たって砕けろ  No.294  [メール]  [HomePage]
   作者:西武  投稿日:2005-08-03 03:35:52  (萌:1  笑:2  感:11
がちゃSレイニー、NO.239から黄薔薇分岐で書いてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

由乃の対策とは「正攻法」であった。

「やっぱり親友として、二人でとことん話してみなくちゃはじまらないのよ。令ちゃん、見ててもいいけど絶対口を挟まないでね」
「うん。わかったよ」

翌日、あらかじめ人払いしておいた薔薇の館にて。
「祐巳さん。わたしたち親友よね」
「え?うん」
「よかった。ならそのつもりで聞いてほしいんだけど、祐巳さんは卑怯だと思う」
「な、なんで」
「わたしがいうと説得力に欠けるかもしれないけど、ただ慎重なのは美徳じゃないわよ。だいたい祐巳さんは自分から誰かの気持ちを確認したことがあるの?」
「…」
「考えてみれば、祐巳さんとお付き合いさせてもらってるのは、祥子さまに聖さま、あとは蔦子さんとわたしよね。みんな無理やり押しかけたようなものだし、もしかして迷惑だったかしら」
「そんなことないよ、絶対」
「なら、瞳子ちゃんはどうしてだめなの?」
「だって、勘違いだもの、絶対。本当に好きなのはお姉さまのことだから」
「わたしはもし菜々が令ちゃん目当てだとしても、全然気にしないわよ。令ちゃん相手なら絶対ひっくり返して見せるもの」
「由乃さん、前と言ってること違うよ」
「そうね。でも本当よ」
「わたしじゃお姉さまにかなうはずないよ」
「だめだったら、解消すればいいじゃない」
「いやだよ。そんなことになったら」
(悲しいじゃない…)
「そうか。わたし、捨てられるのがこわいんだ、だから」
(距離をとってたんだ)
「由乃さん。わたし、瞳子ちゃんを探してくる」
「そう?」
「妹にするとかは全然決めてないんだけど、まず、謝らなくちゃ」
「健闘を祈ってるわ」
「ありがとう、由乃さん」

名前  コメント  削除パス  文字色
- 簡易投票 -
     

△ページトップへ


 
 

記事No/コメントNo  編集キー
  

- Gacha-Gacha-SS-Board-V2.00 -