ここのSS掲示板には、私の出番がちっとも無いのね。
ちょっと位、真白の上に何か色が乗っているからと言って、『黒い』だなんて。ねえ。どう思われますか、お姉さま?
「そ、そ、そ、それは、もちろん志摩子に対する侮辱だよ。」
「あくまで清楚に清貧に、しかして全てを掌握するダイナスティ(覇権)。微笑みの裏側からにじみ出る恐怖。全ては貴女様のために。」
「この奥深い様式美を理解できないのは、物事の表層しか見れない紅一族や、感情で暴走する黄一族の悪影響だね。いや、本当に。」
(加藤さ〜ん。助けて。)
「世界は、黒き志摩子の元にあるべきだよ。うん。」
そう、では乃梨子。
「イエス、マム!」
この板の周りをうろうろしている下賎な輩どもを、ちょっと教育して差し上げて?
「サー!イエッサー!」
ふふ、これでこの板も、美しく黒く染まってゆくわね。 ちょっと楽しみね。