【2779】 真剣な雰囲気を纏って  (通行人A 2008-10-18 01:05:30)


マリア様のなく頃に
〜償始め編〜


『ひぐらしのなく頃に』のクロスシリーズです。


第1部【No:2715】→【No:2720】→【No:2751】→【No:2771】の続編です。


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〜時始め編〜連載中


第1部【No:2477】→【No:2479】→【No:2481】→【No:2482】→【No:2484】
  →【No:2487】→【No:2488】→【No:2490】→【No:2492】→【No:2499】
  →【No:2503】→【No:2505】→【No:2506】→【No:2507】


第2部【No:2527】→【No:2544】→【No:2578】→【No:2578】→【No:2587】
  →【No:2643】→【No:2648】


第3部【No:2656】→【No:2670】→【No:2735】


企画SS
 【No:2598】


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〜狂始め編〜完結


第1部【No:2670】→【No:2698】→【No:2711】→【No:2713】→【No:2714】


エピローグ【No:2715】


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第1部   戸惑い





第1章   廻る世界





第4話   謝罪






私たちは今、1年の教室に来ている。


祐巳「悪いけれど古手梨花さんを呼んでいただけるかしら?」


1年生A「ば、薔薇さま!?今すぐ呼んできます!!」


乃梨子「薔薇さまって・・・、祐巳さんって何薔薇なの?」


祐巳「あー、その事も違うのか・・・
   ここだと怪しまれるから後で話し合いましょう」


そんな話をしていると


梨花「お待たせいたしました。」


と少し息を切らせながら梨花が来た。
どうやら走ってきたようだ。


祐巳「こことは別の世界の記憶、この言葉に思うところはあるかしら?」


祐巳さんがそう言うと


梨花「!!」


梨花はとても驚いていた。
どうやら当たりのようだ


梨花「場所を移しましょう」


私たちは再び屋上に移動した。


梨花「それで?2人居るって事は2人とも思い出したのかしら?」


祐巳「私は乃梨子さんの発言の違和感に気付いて聞き出しただけ、
   思い出したのは乃梨子さんの方よ」


乃梨子「ごめんなさい!!
    自分の我が侭で圭兄を●してしまって、
    謝って許される事じゃないけどごめんなさい!!」

私は必死に頭を下げた。
すると何かが頭の上にのった。
私はそれが何だかすぐにわかった。梨花の手だ
そして梨花は


梨花「あなたの罪を許しましょう」


私はそれを聞くとそのまま膝から崩れ落ち泣き続けた







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