【2890】 その時歴史が動いたいつか現実になるいい加減ですし  (クロス 2009-03-13 19:09:30)


【No:2888】の続き

『マリア様がみてる×ポケットモンスター』(注:クロスオーバー?です)

 テレビを見るときは部屋を明るくして離れてみてね


 こいつたーちーがーいーる〜 ピカチュウ〜

 (間奏)

 たんったったったん たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中〜

 土の中 雲の中 あの娘のスカートの中 

瞳子「しつこーい!」


瞳子「……………」


瞳子「ゴホンッ…まあ2番の歌詞なのですが、わかりづらいかもしれませんわね……」


瞳子「………………」


瞳子「……なんかすべった感が残りますわ……」


瞳子「…………………」


瞳子「で、でも、これもユミタンが瞳子に変なことを……」

ユミタン「…………」ぺら

瞳子「ってユミタン?」

ユミタン「…………」ぺら

瞳子「??」

ユミタン「…………・・・ !!」

ユミタン「あーもう!! どうして瞳子はこんな変なことするの!! 『選挙で負けることが目的』? 意味がわからない! 祐巳に気を掛けてほしいのであれば、直接言葉で言いなさい!! 瞳子だってレイニーブルーのとき祥子様の近くにいたでしょ? なんでわからないの!?」

瞳子「カチーン」

瞳子「……なんでしょうか、この気持ち……? 決して瞳子のことを言ってるのではないとわかるのですが、なんかもやもやしますわ」


ユミタン「だ・い・た・い! 瞳子は……」

瞳子「祐巳の方がいつまでも瞳子のことをわからないからですわ!」

ユミタン「!! と、瞳子ちゃん……?」

瞳子「そうですわ。祐巳さまがにぶちんなのがすべての要因ですわ」

ユミタン「何故か知らないけどカチーン」

ユミタン「祐巳が悪いって言うの!? 祐巳はいい子じゃない!! 瞳子の方が一方的に悪いよ!!」

瞳子「いいえ!! 瞳子は自分のことを素直に晒せない淑女なんです!! 祐巳がそこんとこ全然わかってないのが悪いですわ!!」

ユミタン「うう、で、でも、瞳子が……」

瞳子「だから、祐巳が……」

・・・・・・・白熱するところ2時間経過・・・・・・・・・

ユミタン「ハア……ハア… 祐巳も瞳子も両方悪いってことでいい?」

瞳子「ハア…ハア…ハア…… いいですわ」

ユミタン「ふう…なんか議論してたらお腹空いちゃった。瞳子ちゃん、お菓子お菓子ー」

瞳子「はいはい、今出しますわ」

リュック)がさがさ 

瞳子 ??

リュック)がさがさがさがさ

瞳子「もうないようですわ」

ユミタン「ガーン」

ユミタン「瞳子ちゃん、お菓子…… うるうる」

瞳子「わ、わかりましたから! すぐにポケモンショップで買いに行きますからその目はやめてくださいまし!」

ユミタン「わーい 瞳子ちゃん、大好きー」 だきっ

 ユミタンは瞳子に甘えた

瞳子「ぐふっ」

 効果は抜群だー

ユミタン「……瞳子ちゃん?」

瞳子「ユ、ユミタン。そいうのはおやめなさいって言ったでしょう?」

ユミタン「えー なんでー?」

瞳子「お菓子が早く欲しいでしょ? もうこれ以上、瞳子のHPを削らないで……」

ユミタン「うーん、わかった。お菓子、早く欲しい」

瞳子「そう。それじゃあ、いい子でお待ちください」

ユミタン「いってらしゃーい」ふりふり

 ユミタンはしっぽを振った

瞳子「ぐはっ」

 やっぱり効果は抜群だー

瞳子(あーこれで32回目ですわ)ばたんっ

 瞳子は倒れた……

ユミタン「と、瞳子ちゃん!?」

瞳子(死んだら恨みますわよ、ユミタン……)




 <ユミタンのはじめての戦闘>

「お待ちなさい」

瞳子 ユミタン !!

 野生のサッチーが現れた 

サッチー「タイが曲がってるわ」

サッチー「直してあげる」

サッチー「この鋭い爪でね!!」

 野生のサッチーははりきっている

瞳子「つ、つつ、ついに始めてのポケモンバトルですわ」

瞳子「い、いくのよ! ユミタン!」

ユミタン「タ、タヌ……いやです」

 ユミタンは瞳子の命令を拒否した

瞳子「何を言ってるのですか! ポケモンが戦わなくてどうするのですか!」

ユミタン「だって、怖いんだもん!」

瞳子「そんなこと言ってる場合ですか! ポケモンマスターになるためにはもっと怖いポケモンと戦うかもしれませんのよ!」

ユミタン「だったらポケモンマスターにならなくていい! 帰ってお菓子でも食べて寝る!」

瞳子「ポケモンマスターになりたくないのですか? ポケモンマスターですのよ!」

ユミタン「別にならなくていいもん! お菓子の方が何倍も魅力的だもん!」

瞳子「ポケモンマスターはみんなの憧れですのよ。それはそれはお菓子なんか霞むぐらい魅力がありますわ! ま、瞳子は別に憧れていませんけど」

ユミタン「お菓子をバカにしたなー」

瞳子「バカになんかしてませんわ。ただ、ポケモンマスターになればお菓子食べ放題ですわ」 

ユミタン「えっ………それって本当?」

瞳子「本当ですわ(うそ800)」

ユミタン「………うん、わかった。わたし戦う!」

瞳子「わかってくれてなによりです」

瞳子「それでは仕切り直して」

瞳子「いくのよ! ユミタン!」

ユミタン「タヌー」

 瞳子はユミタンを繰り出した


サッチー「やっと、終わったかしら」

 サッチーはテンションが下がってる

サッチー「じゃあ、始めていいのね」シャキーン←爪の輝く音

ユミタン「ガクブル ガクブル」

瞳子「と、とにかくユミタン、電気ショック」

 できません

瞳子「じゃあ、体当たり」

 できません

瞳子「はたく!」

 できません

瞳子「もう! 何ができるというの!」

 甘える しっぽを振る キス 眠る

瞳子「攻撃技がないじゃないですか!」

ユミタン「うん。必要ないと思って消しちゃった」

瞳子「がーん」


サッチー「……またなの……ねえ、わたしもう怒っていいわよね……わたしがんばったわよね……」

サッチー「キエーーーー」

 サッチーはヒステリーをおこした

瞳子「あわわわ、怒ってしまいましたわ」

瞳子「と、とりあえず、あまえるですわ!!」

ユミタン「タヌー!」

よちよち だきっ

ユミタン(上目づかいで)「お姉さま、大好き!」

 ユミタンはサッチーにあまえた

サッチー「さjhbhsだぶhfbdすふd!!!!!!!! 祐巳、私の家に来なさい! jsdbfはbdすいふいぎ!!!!!」ばたんっ

 サッチーは奇声をあげて倒れた

 ユミタンは経験値を25もらった


瞳子「・・・・」

瞳子「や、やったですわ。ポケモンを倒しましたわ!!」

ユミタン「ぶい!」

瞳子「お手柄ですわ、ユミタン! これなら、ポケモンマスターも夢じゃないかも……」

ユミタン「タヌー!」

ばさっ

瞳子 ユミタン !!

 サッチーが仲間になりたそうな目で…………というより配役代えろという目で瞳子を睨みつけている

サッチー じ〜〜〜〜〜〜〜〜

瞳子 汗だらだら

瞳子「ひ、ひとまず逃げましてよ!!」

ユミタン「あ〜ん 待ってよ! 瞳子ちゃん!」

だっだっだっだっだっ……

サッチー「ドリルが……」←本気で人を殺しそうな感じで





瞳子「ふう。なんとか生き返りましたわ」

瞳子「まったく……ユミタンには困りましたわね……」

瞳子「故意でないのはわかっておりますけれど……はあ」

瞳子「ところでユミタン。今度は何をやっておりますの?」

ユミタン「んーとね。さっき怪しいおじさんからニンテンドーDS買ったの」

瞳子「怪しいおじさんって……ユミタン、そんな人からものを……」

ユミタン「あれー動かないよー 故障かなー?」

瞳子「聞いてないですわね……」

ユミタン「えいっ えいっ やっぱり動かないやー」

瞳子「怪しいおじさんなんかから買ったからですわ。きっと偽物ですわ」

ユミタン「えー でも、箱ごともらったんだから偽物じゃないよー」

瞳子「変な論理ですわね。ちょっと箱を見せてください」

ユミタン「はい」

『ニンチンドーDS 〜〜〜〜〜〜(中国語)』

瞳子「……………」

瞳子「これは正真正銘の紛い物ですわね」

ユミタン「そんなことないよー 確かに中国語がかいてあるけど、日本語でニンテンドーDSって書かれてるもん」

瞳子「それは中国の商売戦略ですわ。それにこれ、ニン『テ』ンドーDSじゃなくて、ニン『チ』ンドーDSですわ」

ユミタン「あー本当だー うぐぐ、あのおじさん今度あったら覚えてなさい めらめら」

瞳子「そんなことしなくてもニンテンドーDSくらいいくらでも買ってあげますわ。お金は余るほどあるのですから」

ユミタン「本当にー? やったー! 瞳子ちゃん、大大だーい好き」ちゅっ

 ユミタンは瞳子にキスをした

瞳子「がはっ」
 
 効果は言うまでもなく抜群だー

瞳子(…3……33……回…ですわ…)ばたんっ

 瞳子は倒れた……

ユミタン「瞳子ちゃん!! しっかりして!! 瞳子ちゃん!!」

瞳子(あと何回あるのかしら……)

 一方、壁裏では

可南子(ユ、ユミタン……可愛いすぎるわ……)ドクドク←鼻血

可南子(これで……46回…目……)ばたんっ

続く

 
 あー 憧れのー ポケモンマスターに〜

 なりたいなー ならなくちゃー 絶対なってやるー

 あー 憧れのー ポケモンマスターに〜

 なりたいなー ならなくちゃー 絶対なってやるーーーーーーーー!!!


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