クロスオーバーの小ネタ集です。
古かったり、マニアックだったり、まあ、微妙なものばかりです(笑)
1つでも知っているのがありますように。
リリアン女学園。
そこを牛耳るのは山百合会という一部のゴージャスメンバーだった。
山百合会に逆らう事は許されず、山百合会に歯向かったり、気に入られなかったものには生徒、教師の区別なく「赤札」が貼られ、全校生徒からいじめの対象となり、学園を追い出される。
そんな学園で赤札を貼られた祐巳はいじめのターゲットになってしまった。
「ちょっと、こんな! 嫌っ!」
それを助けてくれたのは、山百合会のメンバー聖だった。
「私、こういうの嫌いだから」
一方、山百合会の一人、祥子は祐巳に惹かれていく。
「私は小笠原グループの娘なのよ! 私の言う事を聞けば赤札を取り消さない事もなくってよ」
「誰があなたの言う事なんか聞くもんですかっ!」
反発する二人。
しかし、関わっていく中で二人は互いに想いあうようになっていく。
二人の前に横たわる数々の試練。次々に起こるトラブル。
果たして、二人の関係はどうなる!?
(元ネタ『花より男子』)
静「じゃあ、イタリアに行った私を聖さまが追ってくださるんですか?」(わくわく)
祥子「その予定はありません」
普通の女子高生祐巳はトイレに流されてしまった!
「陛下、お待ちしておりました」
流された先は魔界。
そして、祐巳は伝説の薔薇さま蓉子に選ばれた薔薇さまだという。
「陛下、いつでもおそばにいますよ」
友人兼信頼できる部下ニジョウ卿乃梨子。
「こんなへなちょこ、薔薇さまに相応しくありません!」
ひょんなことから婚約者になったマツダイラ卿瞳子。
「ゲッ! また発明品!?」
結構乙女趣味な摂政のハセクラ卿令。
「ああ、今日も陛下は美しい……」
祐巳一筋の教育係オガサワラ卿祥子。
「祐巳さん、大丈夫?」
猊下と呼ばれる人間界でも親友の武嶋蔦子。
ちょっと変わった仲間たちと共に魔界を治める薔薇さまとして祐巳は成長していく。
(元ネタ『○マシリーズ』)
祐巳「シンクロ率高すぎませんか?」
令「気のせいだから」
全寮制のリリアン女学園には普通科(デイクラス)と、エリートたちの通う夜間部(ナイトクラス)が存在していたが、夜間部の生徒たちは皆吸血鬼(ヴァンパイア)だった。
「はーい、皆さん、近づかないで……あっ、祥子さま」
風紀委員の松平瞳子と福沢祐巳、二人は学園の秘密を守る守護係(ガーディアン)だったが、瞳子は夜間部の小笠原祥子に憧れていた。
「祥子さま、祥子さまって……たまには……」
吸血鬼を憎む祐巳。しかし、祐巳には秘密があった。
「ゆ、祐巳さま! 何を!?」
祐巳は過去、吸血鬼に襲われ生き残るも吸血鬼にされてしまっていたのだ。
「とりあえず、銃を下ろしてほしいわ。その『紅薔薇の銃』は私たちにとって脅威だから」
瞳子に近づく祥子。彼女は瞳子の秘密を知っていた。
「もし、私が本当に吸血鬼になってしまったら、その時は、瞳子、あなたの手で……」
運命に翻弄される3人の未来はいかに!?
(元ネタ『ヴァンパイア騎士』)
由乃「しっかし、こういうシリアスなのって黄薔薇でやらないわよね」
菜々「お姉さま、それはいくらなんでも冒険しすぎです」
私、藤堂志摩子。私、見えちゃうんです。
例えば、あの方。
『あ〜、白薔薇さまのスク水写真撮りたーい』
あの方。
『バレンタインデート!? その辺に白いカード落ちてないかしら』
だけど、ある時見えない人に会ったんです。
佐藤聖さま。
でも、聖さまは祐巳さん一筋で、あ、でも、静さまも聖さまの事が好きで、え? 私? 私は……
不思議な関係の女の子と女の子のちょっと甘い学園コメディー。
(元ネタ『スクールランブル(School Rumble)』)
祐巳「あの、志摩子さんのお姉さん役の私が主人公らしいんだよね」
乃梨子「まだいいですよ。私なんか中の人つながりを意識しなくても『姐さん』以外あり得ないって……」(←涙目)
武蔵野の丘の上にある学校に通う二人。
「令ちゃん、待ってよ」
病弱で小柄な少女由乃と。
「学校で『令ちゃん』って呼ぶのやめな」
普通の高校生令。
普通の二人が普通に過ごす学園生活。
しかし、二人の関係は武蔵野空襲で一変する。
空襲の中、令は味方兵器の正体を見てしまった。
「令ちゃん。私、最終兵器になっちゃた」
兵器として進化を続ける由乃。なすすべもなくそれを見守る令。
「由乃っ!」
「いやっ! 見ないで……令ちゃんにだけは見られたくない」
戦火の中、二人はどうなる!?
(元ネタ『最終兵器彼女』)
乃梨子「手術ってそういうのだったんですか」
由乃「信じるなっ!」
※ここにもリトルホラーズネタバレがあったのを投稿後に気付いた(笑)失礼。
「うわあ、どうしよう」
剣道部顧問、山村は粉々になった優勝カップを見て頭を抱えた。
優勝カップをかけて、大仲女子の顧問と勝負の約束をしたのだ。
「とにかく、メンバー集めないと」
現在メンバーは3名。
「ごめん! 今日も山百合会だわ」
副部長でイエローな島津由乃。
「令さまっ(はあと)」
令につられて入部したピンクな田沼ちさと。
「入部します」
期待の新星レッドアリマー……じゃなかった、レッドな有馬菜々。
今、弱小剣道部の挑戦が始まる。
(元ネタ『BAMBOO BLADE』)
ちさと「ところで、ブルーとグリーンって、誰?」
由乃「黄色のヘタレなら一名知ってるんだけどね」
※リトルホラーズネタバレあり
「こ、ここは……!?」
学園祭の準備で居残りをしていた山百合会の面々が飛ばされたのは昔のリリアン女学園の校舎だった。
学園をさ迷い歩く一同の前に現れた少女の口から語られた真実。
「ここで私をこうして抱きしめて、彼は言ったわ。学校を辞めなければならなくなった。もう会えない。だから一緒に来ないか……」
それはかつて在籍していた少女の悲劇。
「気をつけて! 向こうは強い憎しみの心を持っている」
「一体どうしたらいいの!?」
「ぐすっ。お姉さまっ、お姉さまっ」
「が、学園中の怨霊が! ああっ!!」
学園の最深部に到達した時に一同の見たものとは!?
そして、全員無事に帰りつけるのか!
(元ネタ『コープスパーティー』)
メノウ「『ワンペア』が怖いのかしら? それとも『コープスパーティー』が怖いのかしら」
コハク「どちらにしても『リトル』ではないわね」
「私は、彼を助けます」
藤堂志摩子は祐麒という少年を助けた事により、状況が一変するものの、佐藤聖の妹候補たちが次々といなくなり、白薔薇のつぼみの地位を得た。
「この事件の犯人、それは一番得をした人物……藤堂志摩子」
「はっ! まさか、あの時のギンナンが……」
濡れ衣を着せられ逃亡しながら祐麒を追う志摩子。
それを追い詰める敏腕捜査官水野蓉子。
捜査線上に浮かびあがる謎の語句。
「薔薇の館」
「みょうじのないかつら」
事件を追い、リリアンから花寺へ向かう一行。
「いや、あれは私だった! 祐麒は私の話を黙って聞いていたのっ!」
記憶を取り戻す祐巳。
すべての真実が明らかになる時、悲劇の真相が明らかに!?
(元ネタ『MONSTER』)
桂「だ・か・ら、私は苗字がないんじゃなくて、明かしてないだけだけっ!」
志摩子「え? そうなの?」
黒い幽霊団(ブラックゴースト)によって改造された9人のサイボーグ達!
能力は高いがほとんど役に立たない001江利子!
とにかく夢中で突っ走る002祐巳!
数キロ先のギンナンが落ちる音さえ聞き分ける003志摩子!
全身武器、攻撃あるのみ004由乃!
ハンカチを切り裂くパワーは絶大005祥子!
料理は任せろ006令!
多彩な変身能力で演じ分ける007瞳子!
別に余ったわけじゃない008聖!
そして、全ての能力を持った009乃梨子!
サイボーグ達を改造した蓉子博士と共に、今日も9人は死闘を繰り広げる。
(元ネタ『サイボーグ009』)
由乃「新刊に新たな改造人間の気配がっ!」
祐巳「由乃さん、注意書きのないところのネタバレはNGだよ」
「お姉さま、報告書は?」
「もちろん、この通り。紅薔薇さまたる者、この程度のことが出来なくてどうします?」
薔薇の館を取り仕切る紅薔薇さまこと水野蓉子は品位、教養、武術、料理、容姿などあらゆる点で完ぺきな存在だった。
小笠原家の娘、祥子を妹に迎え、多忙だが幸せな日々を過ごしていた。
だが、それは表向きの話。
「悪魔で紅薔薇さまですから」
蓉子の正体は祥子に召喚され、契約している悪魔なのだ。
「助けて、お姉さま」
「御意、祥子」
今日もどこかで紅薔薇さまを敵に回したものがその命を散らす。
(元ネタ『黒執事』)
蓉子「祥子も偉くなったわね」
祥子「お、お姉さまっ!?」
以上10件です。
お付き合い、ありがとうございました。