【3029】 のりつっこみ何て楽しそうよく食べる  (弥生 2009-08-17 14:56:32)


No.3028の続きです
「(何とかして話題を変えないと)あー、窓側の席開いているからあそこにしましょう!」と恵を引きずって行く
「あー、失礼。相席宜しいかな?」
「こちらで宜しければどうぞ。いいですか?春菜さん?」
「ええ、早苗さん。どうぞ、お姉さま方」
「ありがとー。恵もいつまでも拗ねてないで、早く食べようよ〜。」
「そうですわね。昼休みも終わってしまいますし。」
「お姉さま方?2人もお姉さんがいたの?春菜さん。」
「違います。このリリアンでは上級生に『様』を付けて、複数居られる時には『お姉さま方』とお呼びするのよ。」
「へえ〜。そうですか。『先輩』ではないんですね。」
「ええ」
「話しの途中悪いのだけど、貴女外部から?」
「はい、そうですが?」
「随分と小さいから小等部かと思いましたわ。」
「ち、ちょっと、恵」
「あら、私としたことが、失礼致しましたわ。」
「ええ、小さくて可愛いでしょう?」
「さ、早苗さん?」
「......これは拍子抜けしたわ。イヤミも通じないなんて。面白いわね貴女、名前は?」
「小さいのは言われ慣れてますので。私は三橋 早苗です。そう言う貴女様は?」
「私は七瀬 恵(ななせ めぐみ)よ」
「これも何かの縁だし私達自己紹介しよっか。私は神無月 瞳(かんなづき ひとみ)。よろしくね♪今ので解るとおり恵は一言多いから気にしないでね。」
「うるさいわね!元はといえば貴女が悪いんでしょう!」
「まあまあ落ち着いて。気を取り直してあなたの名前は?」
「私は御園 春菜と申します。こちらこそお願いいたします。」
「私達はいつもミルクホールで昼食を取ってるから、気が向いたらいつでも声掛けてね♪」
「瞳がランチに構っていて、遅くなるのがほとんどですけどね。」
「そう言いつついつも付き合ってくれる恵なのであった。」
「...(赤面)い、いいから早く戻りましょう!授業が始まってしまうわ!」
「まだこんなに残ってるのに〜。まあいいか。じゃあまったね〜。」
「瞳!何してるのよ!早く来なさい!」
「はいはい」
「面白い先輩方でしたね〜」
「『お姉さま方』ですよ。早苗さん」
「てへっ♪(ペロッ)言い慣れなくて。」
「...私達も戻りましょう。」
*****
続きます。


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