【3113】 やりすぎ感の塊姫火を噴く瞳子見参  (くま一号 2009-12-21 13:43:20)


「瞳子ちゃん、瞳子ちゃん、いきなり呼ばれたわよ♪ 出番なのよ♪ タイトルは一発出たまんまなのよ♪」
「瞳子・ちゃん? ですって?」
「あ、あ……とう……こ? えへへへぇごきげんよう」
「ごきげんようじゃありません! お姉さまは何年ぶりかで出てきても自覚というものが足りないんですというわけでごきげんよう、怪盗紅薔薇です。【No:3105】の続きのような続きじゃないような……」

「久しぶりよねえ。まさか覚えてる人がいるとは思わなかったわ」
「BGMはTKじゃありません。杏里です」
「見〜つめる Cinensis♪」

「一応、怪盗紅薔薇も盗んでたんだけどなあ」
「みんながコミケとかイベントで必死で原稿書いたり留守だったりの間に、↑ここの得点を盗む、っていうのが最初のパターンだったのですわ」
「感動票が足りないと祥子さまに怒られる、とかね」
「けれども、得点を競う掲示板じゃないからって、年間集計とかはやめて、ネタに使うのもやめたの」
「はいそこ、今さら知らなくてもいい超古代の話をしないっ!」


「で、なにしに来たんだっけ?」
「あーもぅ、久々だからって寝ぼけないでください! こともあろうに、お姉さまのく、く、くちびるを奪って逃走中の『紅薔薇仮面』とかいう重犯罪人を、とっつかまえてぎったんぎったんにして、卒業生を含めた薔薇の館の住人のなすがままにして、半死半生になったところを、最後に焼却場のそばのくぼみの枯れ葉の中に落っことしてそのまま無かったことにして立ち去るんです」
「瞳子怖い……これが最近鋭さを増したツンデレ属性ってやつ?」
「デレてません」

「んで? 最近、なにやってたんですか?」
「仕事があぁぁ」
「それはおいといて」
「えっと、ここの常連限定だと、一緒にベースの練習したりとか」
「はあぁぁぁ?? ベースって楽器のベースですかぁ? な、な、いったいなにを……」
「そうよ。それもフェンダー(ジャパン)。『め〜ると♪ も〜れ〜て〜し〜ま〜い〜そぉ〜♪』」
「歌詞が違うだろ歌詞が。MikuMikuDance選手権かなんかであったネタですねそれは。はーん、お姉さまミーハーですからねえ、どうせ『けいおん♪』にそのま〜んま影響されちゃったんですのね?」
「それもあるんだけど、もーちょっと前、某……姫とか……」
「さらにミーーーハーーーーですね。でも、お姉さまちょっとステキかもしれない……い・つ・か・ら・ですの?」

「それは、がちゃS投稿仲間みんなでVOCALOID買っちゃった事件の時以来……」
「ちょっとまてえーーなにをやってんですかなにを。今や『リン廃』とか言われて、某所のアバターまで『鏡音リン』とかいうロードローラー暴走黄色系少女にしてるしぃー」

「……リンって、性格的に誰かに似てない?」
「……似てますね。似てますけど、VOCALOIDとは別に本物の由乃ロイドが出てきちゃいましたよ?」
「そうなんだよねー、なんか凄い時代になったなあ。でもそれを言ったら、ほら、あの、瞳子ちゃんのツンデレな中の人」
「わ、わたくしに中の人などいません!!」
「だってぇ、ちゃんとアマゾンで売ってるもん。音源として使っていいよっとはっきり書いてないから、いろいろとグレーな使用条件があれでツールの作者さんも封印しちゃったけどぉ」
「どぉーー、で、なんですか?」

「瞳子ちゃんが『お姉さま』っていつでもPCの中で言ってくれるっていいよね」
「よね、って、だから『ちゃん』って呼ぶなぁ」

「朝とかぁ、瞳子ちゃんが『お姉さま、おはようございます。起きてください。起きないとこちょこちょして起こしちゃいますよー♪』とか」
「こらー」

「『祐巳さまってバカじゃありませんか?』『祐巳さまのそういう優しすぎるところが嫌いです!』」

「ちょ、ちょっと、お姉さま、PC没収する! その『マリみて』じゃないドラマCD2枚と"UTAU"と"メロダイン"も"SONAR V-VOCAL"も一緒に没収する〜〜! って、いつからDTMヲタクになったんですか! 」

「瞳子の声が手に入ってからよ♪ 『乃梨子!乃梨子!乃梨子!乃梨子!』『祐巳さま!祐巳さま!祐巳さま!祐巳さま!』『可南子!可南子!可南子!可南子!』 これ、売れそうだわ」
「そういう合成音声文化を破壊するようなことを言わないでくださいぃ! 売ってる音源は最低でも自分でCD買って音源作れ〜〜再配布するな〜〜」

「本人のくせに堅いこと言わなくても。あんまり厳しいと、えっちいこと言わせちゃうぞ」
「本人って、えぇっ!?」

「『お姉さま、おしっk  「【ピーーーー】♪ずっとー恋しくてシーンデレラ ♪制服だけーで駆けて〜行く〜わ ♪魔法よ時間を止めてよ ♪悪い人にさらわれちゃうわ……」
 (from "ロミオとシンデレラ" 詞・曲 doriko 歌 初音ミク)」

「ああああ歌わなくてもいいじゃないですかあ。だいたい、ぢゃすらく登録されてないからって歌詞無断で使うなあ」
「今、会社のパソコンなのに『シンデレラ』を変換したら『小笠原祥子』が第一候補でびびったわ。一応、ピアプロとかに登録されて二次使用可の歌詞でいきますので……ということでいいのかな?」
「あいかわらずこいつなんとかしろよ上司……いやあのですねお姉さま。中の人ネタもアニメまでなら許せます。けど、そういうVOCALOIDだのUTAUだのピアプロだのって、この掲示板を読んでる人に通じる話だとでもお思いですか?」
「んー、みんなで買っちゃった事件とかから考えると、だいたい通じると思うんだけどなあ」
「投稿する方に回るようなヲタクと読者を一緒にしちゃダメー!」


「ごきげんよう。そういうことなら令は大変よ」
「祥子お姉さま、ごきげんよう」
「ごきげんよう。お姉さま、令さまが大変って? あ、わかった、由乃さんが、ごろごろにゃごにゃご甘えてるところをしゃべらせてるんでしょう? 『お姉さま、お茶をお入れしましょうか』とか普段は絶対言わないような」

「違うわよ。あなたはまだまだ令がわかってないわね。一日中"ガレバン"とか"REASON"とか普通ならMacユーザーでもよくわかんない単語を口走りながら作っているのはねぇ」
「はぁ」

「『令ちゃんの馬鹿ーーーーーーー!』」

「ぉ?」

「『馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿、ばっっかじゃないの?』」

「わ! やっぱり令さまって……」

「『こぉのバカ犬! あんたなんかの妹をしてやってるっていうだけでも感謝しなさいよね』」

「それ世界違うし! しかも瞳子ちゃんの中の人だし!」
「ですから中の人なんかいませんってばー」

「『お姉さま、おしっk 「「【ピーーーーー】
 鐘が鳴り響くシンデレラ♪ ガラスの靴は置いていくわ♪ だからね 早く見つけてね♪ 悪い夢に 焦らされちゃうわ♪」」
 (from "ロミオとシンデレラ" 詞・曲 doriko 歌 初音ミク)

「ふーん、今日はそういうノリなのね?」
「いえ、お姉さま、ノリの問題じゃないんですけど」
「乃梨子ならガチですわ」
「いや瞳子、そういう問題でもなくて、バルタン星人っ♪ (V)o\\o(V)」

「……なにそれ……」
「……エスケープシーケンスのチェック。大昔、怪盗紅薔薇っていろんな人が書いてたじゃない?」
「ええ、お姉さまが一番文章ヘタって言われてましたけど」
「そこまで思い出すなよ。んで、素薔薇さまが乱入してきたときにこのバルタンのAA使ったんだけど、時々見てると『¥』が一個になったり二個になったりして、おもしろいんだよー」
「そういうお世話になってる主宰者さんをおちょくるようなことを言わないっ! 縦書きで表示できないAAを使わないっ!」
「うぐ。たしかに、あんまり使わない字だから別に表示が適当でもいいやって言った覚え、あるわね。最初っから『¥』二個(V)o\\\\o(V)で書き込んだところもあるしねー」
「それでチェック用パターンですか。って本文の中でしょーもないことするなーーー」
「いったーい、瞳子、ぐーでなぐったぁ……だって本文の中でしかわかんないよぉ……」


 †  †  †


「マクラが100行近くにも達したので話を戻して、祥子お姉さま、今日はなにをしにいらっしゃったんですか?」
「♪ねえ、わた〜ぁしを、あ・ぁ・瞳子、いきなり話を元に戻さないでってば。で、お姉さまはなにをしに?」

「祐巳? あなた何を寝ぼけているの。 こともあろうに、祐巳のく、く、くちびるを奪って逃走中の『紅薔薇仮面』とかいう重犯罪人を、とっつかまえてぎったんぎったんにして、縛り上げたまま卒業生特に聖さまとか聖さまとか聖さまを含めた薔薇の館の住人のなすがままにして、半死半生になったところを、最後にごみ焼却場のそばのくぼみの枯れ葉の中に落っことしてそのまま無かったことにして海外に立ち去ってさりげなく絵葉書を送るのよ」

「まあ、さすがは祥子お姉さま、私なぞまだまだですわ」

「……この一族怖い……」


「さて、さすがにこの辺で『紅薔薇仮面』を探しにいかないといけないんですけど、き、き、きす、しましたね、しましたね、しましたねお姉さま。そのわりに、ぜんっぜん気にしてませんね?」
「そうよね祐巳。あなた、動揺のかけらもないわね」

「うーん、なんか、慣れてきた、かな」

「「慣れてきたあ!!?」

「たとえばさあ、アニメの第4シリーズのED、ラストショットの瞳子と私って、アレそのものじゃない」
「アレ?」
「これ」

 ♪私の蝶 不規則に飛び回り
 ♪あなたの手に鱗粉を付けた
(from "magnet" 作詞・作曲:みなと(流星P) )

「ちょ、ちょっと、お姉さま、あ、あ、あの、瞳子もガチになるんですかあ?」
「ならないわね」

 ♪クリスマスの新刊が不安で 泣きそうになる私に
 ♪「大丈夫」と囁いて 『会社でコピーするわ』
   『あなたは、ただ折ってホッチキスで止めればいいのよ』

「お姉さま」
「なに?」
「それ、コミケ腐女子版準拠」
「あ、ばれた?」


「で、何を盗んだんですか?」
「歌詞とbqexさまのネタ」
「そんなことだろうと思いましたわ」


「それで祐巳、紅薔薇仮面とか蓉子さまとか」
「盗まれたお宝とかってどうなりましたの?」
「そういう、本題と関係ないことはどうでもいいのよ」


 †  †  †


 bqexさまへ30秒の土下座。
『¥』はネタですから……ほんとのチェックの役には立ちません、あしからずです。
 柊さまへも30秒の土下座。


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