【3455】 テンションの差にエマージェンシー  (ケテル 2011-02-13 19:28:09)


乃「…あれ?」
瞳「乃梨子、なんでオレンジ・ぷらねっとの制服で来てるのよ?」
乃「ARIA だって聞いて来たんだけど……なんだこっちか…」
瞳「ああ、次 由乃視点ARIAラストだったわね」
菜「私もARIAだと聞いて来たので、中等部のリボンを引っ張り出してきたんですけど…これでしたか」
瞳「? 菜々ちゃんARIA関係あるの?」
菜「またまた瞳子さま、お・と・ぼ・け(は〜と)」
乃「はいはい、もういいから、イマイチな話しでもネタバレしすぎるのもなんだからね」
瞳「もう少しくらいいいじゃない。 宣伝なんだし」
菜「ぶっちゃけましたね、宣伝なんですか」
乃「どうせUPする頃には、みんな忘れてるわよ。 まだ半分しか出来て無いんだし」

【No:3086】>【No:3095】>【No:3346】>【これのはず…】

菜「脈絡もなくこのタイミングで?」
乃「まあ、いいんじゃない。 方式は変わりません。 暇な方は前の物も読んでみてください。 くだらないですよ」
瞳「まずは、『乃梨子編です』」
乃「はあぁぁ〜〜?」



「身体測定は」「ナイフ片手に」「乃梨子乱入」

瞳「ちょっと…シチュエーションが思い浮かばないんだけど……」
菜「そうですか? 志摩子様のお肌を衆目に見せてなるものかと…」
瞳「でも、体育とかでも着替えはあるわよ?」
菜「決定的な違いがあります。 白ポンチョの下は……」
瞳「…ああ、なるほど…」
乃「だいたい、身体測定に乱入してどうすんのよ?」
菜「そうですよね、静かに覗く物ですよね」
乃「そうそう…、いやそうじゃなくて!」
瞳「鼻血の垂れ流しですぐにばれそうね。 乃梨子は『かみさま○いうと○り!』のマリアさんみたいに鼻血の海を作るのね……」
菜「? 乃梨子さま、ずいぶん控えめな突っ込みでしたね」
乃「なんかね、鼻血ネタ飽きた。 鼻血キャラ引退したいんだけど」
瞳「そんな?! 乃梨子から鼻血を取ったら、ただの学年首席になっちゃうじゃない!」
菜「あとガチ…」
乃「ガチ言うな! 充分すぎるでしょ学年主席。 って言うか、知ってると思うけど、私一応”白薔薇の蕾”だからね」
瞳「私だって”紅薔薇の蕾”よ」
菜「あとドリ…」
瞳「言わせないわよ!」
菜「私も”黄薔薇の蕾”なんですよ」



「和服にエプロン」「機関銃」「サバイバル乃梨子」

菜「サバイバルなんて…うらやましいです」
乃「いや、なんかおかしいでしょ」
瞳「そのおかしさを検証するのですよ」
乃「検証するまでも無いでしょ」
菜「サバイバルに引かれます」
乃「機関銃はともかく、和服とエプロンはサバイバルには向かないと思うわよ」
瞳「でも、さわさんは和服でタイムスリップして、原始人と交流してたわよ?」
乃「……だれ?」
瞳「日本の母です! 『スターライト☆こねくしょん』『スターライト☆ぱにっく』の」
乃「相変わらず古っるい小説からネタ引っ張ってきて…何人が知ってんだか…」
菜「サバイバルいいですね、乃梨子さま…」
乃「いや、私はサバイバルなんかしないから」
菜「え?! しないんですか乃梨子さま?! なんて勿体無い」
瞳「あの方はすばらしい方です!」
菜「人跡未踏の地とか未開のジャングルとか…」
瞳「私も将来斯く在りたいと常々考えているのです」
菜「無人島漂流とか珍獣探索とか、憧れませんか?」
瞳「なかなかできることではありませんよ、タイムパトロールを一撃で…」
菜「徳川埋蔵金って、どうなったんでしょうね? 海賊キッドの埋蔵金も、日本の近くにあるようなニュースが…」
乃「ねぇ、ちょっと!! これどう収拾つける気よ?! 私1人じゃ収められそうも無いんだけど!! 津田さん! 突っ込みマスターの津田タカトシさ〜ん!!」



「マジカルナース乃梨子」「はこれから」「時を翔ける」

瞳「もう時を翔けてるわよね、乃梨子は。 マジカルナースかどうかはともかく」
菜「今の格好、ナースっぽいような気もしますけど」
乃「…色くらいしか似て無いんじゃない? スカート長すぎるし、このスリットは無いでしょ」
菜「いえ、スリットは18禁の方で役に立つかと」
乃「あんた私に何させる気よ?!」
菜「またまた、知ってるくせに」
瞳「少し前からだけれど、看護師さんの制服って、真っ白じゃなくなってるのよね。 スカートとズボンが選択出来たり、ナースキャップも無かったり…」
乃「でも、医師と看護師の区別が付かないって、意見もあるらしいじゃない?」
菜「それは…ナースキャップに欲情する殿方の言い分かもしれませんよ?」
乃「………いや……欲情って…また臆面も無く……」
菜「鼻血を噴いたり、チョココロネを頭の両側につけてるよりは…」
乃「鼻血キャラは引退したいって、言ったはずなんだけど」
瞳「世間が許してくれないでしょ。 チョココロネは頭から食べる? シッポから?」
乃「やめれ、その話は! って言うか瞳子、あんたそのドリルをチョココロネと認めるんかい?!」
瞳「…今さら何言ったって……いいのよ、お姉さまにさえ分かってもらえれば…」
乃「祐巳さまもドリルって言ってた記憶があるんだけど」
菜「誰も”マジカルナース”に突っ込まない件について…」
瞳「うん? まあ、ナースはともかく、マジカルは”魔法少女シマコ”と”マジ刈る由ノン”もあったし……あれ? 字合ってたっけ?」
乃「そんな、作者も思い出して欲しくないかもしれない昔の物をほじくり返すなって」
菜「……チョココロネの頭ってどっちなんでしょうね?」
乃「だからさ、やめなさいって…」



「超満員の劇場で」「祐麒×乃梨子」「横目で気にする」

乃「え? ええっ?! ちょ…な、なんなの、これ〜?!」
瞳「どこぞのサイトでは、祐麒さんと”仲良く喧嘩しな”な、ツンデレ乃梨子なのよね」
菜「乃梨子さまは”ガチ”なんですよね?」
乃「……もう、いいよ…ガチでも、ハマチでも…」
瞳「”チ”しか合って無いわよ」
菜「男性もOKと言う事は…ゲイですか?」
乃「違〜う!! バイ! バイセクシャル! ってか、私は上園学園の変な改造制服着た学級委員長と違って、ノーマル! ノーマルのガチ! ……ぁ…」
瞳「意味不明よノーマルのガチって。 ふ〜〜ん、乃梨子は受けなのね」
菜「受け?」
瞳「”×”の前が攻め、後ろが受け。 腐女子の常識よ」
乃「あんたは腐女子なのか?」
菜「なるほど、交う時の入れる方が攻めで、入れられる方が受けなんですね」
乃「…菜々ちゃん…あんた恥ずかしげも無く……」
瞳「そ、そうよ……最近は複雑になってて、入れる方が受けにな…」
乃「やめんか、あんたも!!」
菜「”祐巳×瞳子””志摩子×乃梨子””菜々×由乃”?」
乃「思ってても口に出すのはやめときなさい。 読者が喜ぶだけだから。 菜々ちゃん、あなた攻めなの」
菜「自信あります! で〜、”乃梨子×瞳子”」
瞳「………やさしくしてね、乃梨子……」
乃「やなこった。 …祐麒さんねぇ〜……真っ当に行くと、瞳子とくっ付きそうな気もするけどね」
瞳「今の所そこまで意識して無いんだけど……(にへっ)」
乃「想像通りの反応すんな」
菜「ああ、祐麒さんとくっつけば、祐巳さまと一生義姉妹だと」
乃「祥子さまも同じ事考えてたりしてね」
瞳「ふふふ、やらせはせん! やらせはせん! …まあ、それは置いといて…祐麒さんとデートの為に、乃梨子は次のような事をしたようです…… ↓ …」



「な、な、な、なんと」「乃梨子に」「収賄罪」

乃「はあぁぁ?!」
瞳「まあね〜、山百合会も学校と言う場での公務員と言えなくも無いけど、お金貰って何する気よ…あ〜っ、デートの資金?」
乃「いや、ちがうわ! 蕾の私が賄賂受け取ったって何かできる権限なんか無いじゃない!」
菜「『収賄罪【しゅうわい-ざい】公務員が、その職務に関して賄賂を受け取ったり、賄賂の要求や約束をする罪。請託を受けなくても成立する。―goo辞書』…」
瞳「情報を聞きだす事は出来るじゃない。 その職務において知りえた情報を…なるほど…贈賄側は新聞部ね…」
乃「いやいや、あんたとこのお姉さまは新聞部の部長と同じクラスなんだから、私に金品送るより、よっぽど分かりやすいでしょ?! 百面相なんだし」
菜「薔薇さま方の予定をあらかじめ知っておいて、恥ずかしい写真が撮れる手引きをしていた…贈賄は写真部ですね…」
乃「いやいやいや、写真部にはドコデモドアとか加速装置標準装備の人がいるんだから、情報なんか必要ないでしょ」
瞳「じゃあ、だれから賄賂貰ったのよ?!」
乃「いやいやいやいや。 だから! 収賄なんかされて無いって!!」
菜「……志摩子さまが他の人の弱みを握るための情報収集に、一役買っている…」
乃「……………いや…………それは…収賄…には…なぁらなぃい〜…はずよ…ね?」
菜「なるほど、個人情報収集の方は否定されないんですね」
乃「……え〜〜と〜……ぅぁぅ…」
菜「こんな個人情報の可能性も……」

「疑い」「本当の胸のサイズ」「右から左へ受け流す」

瞳「ねえ乃梨子。 友達のよしみで、ある特定の人物のサイズ教えてくれない?」
乃「…んな事出来るわけ無いでしょ……」
菜「あ、否定はしないんですね」
乃「”右から左へ受け流す”ってあるじゃない。 そんな情報持って無いわよ」
瞳「そう、あくまでしらを切るわけね。 罰としてこんなの出しましょう」

「見ないで!マリア様!」「志摩子さんの縞ぱん」

瞳「まあ、二枠分のなんで反則なんだけど」
乃「にゃ〜〜っ!! やめ〜〜! ほんとに見ないで〜!!」
瞳「”にゃ〜〜っ”って、らしからぬ叫び声上げて、……萌ポイントゲットのつもり?」
菜「自分の時よりあわててますね。 パンツ見られるだけでそんなに慌てなくても…(ピラッ)」
瞳「ちょっと菜々ちゃん!! スカートめくり上げないの! 恥じらいを捨てちゃダメよ!」
菜「スパッツ穿いてますよ。 すぽぉ〜つ少女の基本ですよ?」
乃「く〜〜っ。 黄薔薇系の恥ずかしいのは…。 って……黄薔薇のって…なんか微妙…」

「つるぺたよしのん」「年相応に見られるよう」「殺人的クッキング」
「由乃さんの手作り」「未曾有の大事件」「やっぱりそういう担当」
「三番勝負」「メカ由乃」「エンジン全開」

菜「…広げようが無さそうなのばっかりですね。 日常風景ですし」
乃「メカ由乃が日常なの?」
菜「改造手術受けたんですよね? 勝さんみたいに」
瞳「……だれ? 勝さんって」
菜「勝改蔵さんです。 ”かってに改蔵”の」
乃「また、おじいさんの秘蔵コレクション?」
菜「コミックスの初版本がコレクションにあるのは知ってるんですけど、愛蔵版しか読ませてもらえないのは酷いと思いませんか?」
瞳「内容同じなんでしょ? それって酷いの?」
乃「いや、よくわかんないけど」
菜「”かってに改蔵”は、こんどOVAになるんだそうです」
乃「ずいぶん前のがアニメになるのね」
瞳「やっぱり、ワンクールで中途半端に終わらせてるアニメが多いから、アニメに出来るマンガが枯渇してきてるんじゃない?」
菜「続きが作れそうなのも多いんですけどね……4期を未だに待ってるんですけど…」
乃「何の? まあ、それは置いといて……次は紅薔薇の番よ」



「アリアカンパニー」「明日に続く今日」「神話になった祐巳」

瞳「次はARIAなのよね?」
乃「そうね。 ってか菜々ちゃんもだけど、瞳子だって出るじゃない」
瞳「まあ、ネタバレになるから、詳しくは割愛させてもらうけど、出ます」
菜「まさか、あんな口論になるとは…」
乃「そこまでにしときなさいね」
瞳「神話になるって……ARIAカンパニーでの事よね? お姉さまって、そんなにゴンドラうまく漕いでるの?」
乃「ん〜〜…実は今後3人がどう育つかは、決めてるらしいんだけど……そこまで続けるのかな?」
菜「え〜〜、お姉さまがどうなるのか気になります」
乃「まあ、黙っときましょう。 その方が妄想が広がるでしょ?」
菜「ちょっと残念です。 でも同じキーの組にこんなのが隠れてました」


「ガンプラに夢中な」「姉の手に導かれ」「神話になった祐巳」

乃「同じ神話でも、なに? このダメっぷりは」
菜「祥子さまにはそういう趣味があったんですか。 意外です」
乃「まあ、祐巳さまを片手で持ち上げられるような設定のSSもあるし…」
瞳「この場合、私もガンプラの洗礼を受けるの?」
乃「まあ、手始めにボールでも作ったら?」
菜「瞳子さまに似合うのは、ずばり”アッグ”です!」
瞳「…嫌な予感しかしないんだけど…どんなの?」
菜「両腕にドリル装備です!」
瞳「うれしそうに言わない!」
乃「そんなのあるの?」
菜「ドマイナーMSです。 ストーリーにも絡まないような…」
乃「プラモデル出て無いんじゃない?」
瞳「ジオラマの腕も磨いた方がいいのかしら……、ねえ乃梨子、ガンプラの場合1/144がメインなのかしら? それとも1/72かしら?」
乃「1/1で作れば?」
菜「実物大でオデッサを見てみたいものですね」



「瞳子作、祐巳の裸婦画」「もうおかしな方向に」「だれか祥子を止めて…」

乃「いつのまに祐巳さまを脱がせたの?」
瞳「え〜〜と……あのことかな?」
菜「あらまあ、ほんとに…」
瞳「いや〜ホントだったらうれしぃ…いやいや、蔦子さまから買った…いやいやいや、頂いた写真を元に後は想像で15.7%くらい割り増しで描いたんですが…」
乃「…何を15.7%割り増し? ってかまた微妙な数値を…」
菜「なるほど、その絵を見た祥子さまが興奮して、祐巳さまを拉致って……」
乃「…ありそう…」
菜「警官隊と壮絶なカーチェイス…」
乃「……?」
菜「ついには自衛隊や米軍まで出てくる!」
瞳「ちょっと! 私が許さないわよ!」
菜「しかし、祥子さまは背中のヒレを光らせて放射能を吐き出して抵抗!」
乃「おいおい、それってゴジ○…」
菜「そして、天下を狙う蓉子さまはついに、伝家の宝刀を抜き放つのであった!!」

 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

「ターボバーナー」「天下布武」「とある蓉子の超電磁砲」

菜「祥子さまドッカ〜〜ン!! 東京湾へと沈んでいくのであった〜!」
乃「……以上、妄想スペクタクル『大怪獣サチラ とある紅薔薇の超電磁砲』でした」
瞳「拉致られた祐巳さまの行方は?」
乃「サチラといっしょにドッカ〜〜ン!!」
瞳「いや〜〜!! 裸婦画からなんで怪獣映画になるのよ?!」
乃「タイトルに出てるじゃない『もうおかしな方向に』って」
瞳「………なるほど……」



「スーパードルフィー」「信じられない真実が」「アフロな瞳子」

乃「ア、アフロな…瞳子……アフロ……ぷっ…くくくっ…ド、ドリルで…アフロ……くくく…ひ…はっ」
菜「ドリルとアフロどっちが良いんでしょう?」
瞳「………自分でやってみたら?」
菜「私はスーパードルフィーしてませんし、髪もそこまで長くないですから、シミュレートできませんね」
乃「そう言えば、スーパードルフィーってどうなったのかしら? ずいぶん長く売ってたみたいだけど」
菜「髪型と服を替えれば、違う物として売れるような気もしますけど。 でも、アフロじゃどうしょうも無いですね」
乃「ドリルもどうしょうも無いと思うけど。 ユニット交換とかできるの?」
菜「でもアフロって便利らしいですよ、洗いっぱなしでいいし、中に機関銃を隠しとけるし、アニメの監督も出来るらしいです」
瞳「それナベシンでしょ」
乃「そう言えば、アフロから手足が生えたりしてたわね……。 まさか…瞳子ドリルから手足が生えて再生したり……」
菜「なるほど! それが”信じられない真実”… ?(くてっ)」
乃「ん? 菜々ちゃ…(プスッ) んっ?(くてっ)」
瞳「………ふぅ…、おじいさまごめんなさい」



瞳「…と言う訳で、乃梨子と菜々ちゃんが ”急に寝込んでしまった”ので、今回はここまでです。 まだ作ったものもあるんですけど、私1人じゃどうにも出来ませんから。 それでは皆さま、ごきげんよう」



   〜〜〜〜〜 〜 〜 〜 〜  〜  了  〜  〜 〜 〜〜


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