【354】 祐麒のやさしいキス  (マリみて放浪者 2005-08-12 19:12:43)


初挑戦致します。最初に明かしますが由麒です。それでは駄文を御覧ください。

祐麒が由乃に告白して明日ではや一週間。二人はまだキスをしていない。これはそんな二人のファーストキスのお話

「ねえ、祐麒。」
「何、由乃。」
二人は今、祐麒の部屋にて明日のクリスマスイブデートの打ち合せをしていた。
「私たち付き合いだしてから明日で一週間たつわよね?」
「そうだね。だけどそれがどうしたの?」
「あのね。まだキスしてないなと思ったのよ。」
さすがの祐麒もこの発言には驚き顔を真っ赤にした。「いきなり何言いだすんだよ。」
「だって付き合いだしてからもうすぐ一週間も経とうとしてるんだよ?それなのに何の進展も無いんだから一言ぐらい言いたくなるの。」さも当然とばかりに言う由乃。
祐麒は
「そっ、それは…」
祐麒は明日のクリスマスイブデートで決めようと思っていた矢先の由乃の発言だった。
「それは?」
由乃が先の言葉を促す。
「とっ、とにかく明日行くところ決めちゃおうよ。」誤魔化す祐麒
「ぷうー。」
頬を膨らまして不満を表す由乃。だがその表情は迫力が無く祐麒の心中は
「(由乃…可愛すぎるよ。嗚呼、俺はなんて幸せ者なんだろう。)」
と思っていた。
デートコースも決まり、由乃を家まで送った祐麒の帰りの道中の表情は緩みきっていた。


イブ当日、K駅で待ち合わせた二人はT駅に向かった。何故T駅かと言うと作者の都合である。昼食に某芸能人が店主を努めるラーメン屋を選んだ。駅ビルなど見て回り時刻は夕方になった。二人は国営公園に足を向けた。入園すると煌めくイルミネーションが二人を出迎えた。クリスマスツリーのところに行った二人は暫しその美しさを堪能していた。
突然祐麒が由乃を呼んだ。「由乃。」
「何?」
緊張した面持ちで由乃を見つめる祐麒。
祐麒の意図を理解した由乃は目を瞑った。
だんだんと距離が近づく二人。
そしてゼロになった。


島津家の門の前に着いた二人は…


家に入るのを見届けた祐麒は自宅へと帰っていった。
由乃は自分の部屋で今日の出来事を振り返っていた。
祐麒も同じことをしていた。




自分が小説を書くことが無理だと解りました。唐突に書き始めたためという言い訳はできません。ですが下界の様子が解らないためショッピングしているシーン等を書くことができません。懲りずにまた書いてみたいと思います。


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