警告:このSSにはネタバレと宣伝が含まれています。
もしあなたが、小笠原祥子が劇を降板したがる理由はホモの婚約者が相手役だからであることや、黄薔薇革命が実のない痴話喧嘩の延長だったことや、いばらの森のモデルが学園長であることや紅いカードは鵜沢美冬がフラゲした後埋め直したことや、鳥居江利子のデートの相手が父兄たちであることや、藤堂志摩子の実家が仏教の寺であることや、小笠原祥子のドタキャン理由は祖母が危篤になったためであることや、山口真美が話し込んでいた老紳士が志村タクヤであることや、花寺学院の生徒会長は福沢祐麒であることや、修学旅行の時空港にいたのは佐藤聖であったことや、細川可南子は家庭事情から男嫌いになったことや、福沢祐巳と松平瞳子は姉妹になることや、白いカードは青田先生の車の下にあることや、島津由乃が中等部の有馬菜々を妹にしてしまうことや、『お釈迦様もみてる』は『マリア様がみてる』のスピンオフであることを知らないのであれば、充分注意して、単行本を購入してください。
……どこのアンサイクロペディアだよ?
「僕と契約して『お釈迦様もみてる』に出てよ」
ある日現れた謎の生物に祐巳はこう言われた。
「な、何? 口も動いてないのに喋ってる」
そこかよ。
「君ならいい脇役になれると思うんだ。君に脇役としての無限の可能性を感じるよ」
謎の生物は続ける。
「それには及ばないわ」
祥子が連れて行こうとすると、不意にこんなものが差し出された。
毎日新聞デジタルMANTANWEB2011年03月11日より
『ラノベ質問状 : 「マリア様がみてる」 学園小説の決定版 男子校編「お釈迦様もみてる」も』
ttp://mantan-web.jp/2011/03/11/20110311dog00m200013000c.html
(hをつけてください)
−−今後の展開、読者へ一言。
雑誌「Cobalt」での短編掲載を中心に展開していきます。男子校編の「お釈迦様もみてる」と合わせて応援よろしくお願いします。
集英社コバルト編集部
大震災でそれどころじゃなかったから、多くの『マリみて』ファンが知らないもう一つの大惨事がここにあった。
もう、マミられたなんてどころじゃない。
「なななな……」
「『マリア様がみてる ハロー グッバイ』で『―了―』って書かれたのに今さら動揺するだなんて、僕には全然わかんないよ」
「わかったら唯一出演の可能性がある『お釈迦様もみてる』の脇役になってよ」
「お待ちなさい」
祥子は言う。
あまたの平行世界において『マリア様がみてる』は『ハローグッバイ』で終わってしまったり、逆に続いているがグダグダになって続いていてバッシングされたりとさまざまだという。
「逃げましょう、平行世界に」
「いいえ。私は『お釈迦様もみてる』の脇役になります! そして、全てのファンから『祐巳は最高だ! 祐巳の話を書け!』という大量のファンレターを送りつけさせて再スピンオフを作らせます!」
「君は神にでもなる気かい?」
「そうよ、こんな淫獣と契約する気!? QだのBだのついてる奴を信じちゃダメよ!」
失礼な。書き方がひどいだけで嘘はついてないよ。bybqex(笑)
「それで、次の出演作は?」
『お釈迦様もみてる 超難解問題集』2011年12月1日発売予定。(まんが王倶楽部より)
決して原作者や二次創作活動をされている方に罵声を浴びせるようなことはしないで下さい。お門違いです。
そういった行為は「ファンのほうがおかしい」と編集部側に正当性を与える隙となりかねません。
それはもはやアンチ活動以外の何者でもありません。
コバルト編集部への意思表示をのぞまれる方は、くれぐれも隙を見せるような行動はお控えください。
……どこのアイマスだよ?