【3784】 本能のままだからとても体力を削られくるくる廻る  (千早 2013-10-13 10:46:34)


【短編祭り参加作品】

登場伽羅は福沢祐巳と松平瞳子です
〜バレンタインキス〜
瞳子は祐巳様の事を誤解していましたわ
でも気づいたら後の祭りで祐巳様に酷い事言った後で落ち込んでしまいましたわ…
でもしばらくしてからバレンタインの日に祐巳様から放課後の校舎裏に呼び出されましたわ
校舎裏に来てみたら祐巳様が先に来ていた
「ごめんね、呼び出して」
「いえ、かまいません」
「実は瞳子ちゃんに渡したい物があって、良かったらこれを受け取ってくれる?」
祐巳様は袋に入った物を瞳子に渡してくれた
「祐巳様、これはなんですか?」
「何ってバレンタインチョコレートだよ、瞳子ちゃんにどうしても渡したくて
良かったら食べて味の感想を聞かせてくれない?」
瞳子は袋を開けるとそこには小さなハート形のチョコが20個くらい入っていたのでそれを一つ食べた
「…凄く美味しいです…」
「本当に!?それなら良かった」
「…瞳子は祐巳様の考えていることがわかりません、あんなにも罵倒をあびせた瞳子になんでこんなにも構うのですか!?」
「瞳子ちゃん、わからない?」
「祐巳様の考えていることがわかりません!」
「そう…なら少しじっとしていて」
祐巳様が瞳子に近づくとそのまま瞳子の口にキスをしてきた
「あ、あの、祐巳様、今のはいったい?」
「これが私の理由だよ、後は自分で考えなさい」
そう真剣な表情で話すとそのまま祐巳様は去っていた
のこされた瞳子の心臓の鼓動が早くなった
そして祐巳様に恋してる自覚した瞬間でもあった
しばらくして祐巳様…あなたを探しに行こうと思いますわ
瞳子はもう迷いませんわ、祐巳様を好きな気持ちは偽りがないのですから…
〜終わり〜
紅薔薇コース『原作本のサブタイトルを本文に入れる』ミッションクリア

白薔薇コース『登場人物は三人までにする』ミッションクリア

黄薔薇コース『2000文字以内にする』ミッションクリア


一つ戻る   一つ進む