【3833】 大風呂敷を広げすぎこけて折っての目が怖い  (咲坂 つかさ 2014-12-25 10:36:25)


〜魔法少女まどか☆なのは〜
ここはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバーです
この三話はフェイトの視点から書かれたものです
【No:3740】→【No:3758】→現在
〜第三話〜
私は頭に少し痛みを感じて目をあけると周りが東洋の絵本の世界みたいになっていた
私はすぐになのはとはやての姿を探したけれどもどこにも見当たらなかった
そのかわりにぬいぐるみのファンタジーの姿をした小さな生き物が飛び回っていた
「敵…?」
「バルディシュ…!」
「(イエス、マスター)」
私は警戒したようにバルディシュを手に構えた
「バルディシュセットアップ!」
掛け声とともにペンダントが光輝くと光は私を包み込むと黒のレオタードの服を着たと思うと白のスカートが現れて白のマント肩を包み込み最後に黒の鎌みたいな杖が現れて手にした
「ロストギアの残党…?」
カートリッジをリロードすると鎌が大型の剣に変わり手に構えた
「では…行くよ…バルディシュ…」
そのままぬいぐるみに襲い掛かりそのまま連続で十撃切りつけると最後の一撃で力まかせで吹っ飛ばした
「フォトンランサー!」
掛け声とともにぬいぐるみに雷の槍の魔法を叩き込んだ
爆発で煙がたちこめると私の後の影からぬいぐるみが現れてとがった触覚が伸びてきた
「ッ!?!間に合わない!」
身構えると気が付いた時には元にいた場所から二十メートルくらい離れた場所に
中学二年生の長い黒髪の黒い制服の服装の女の子抱えられていた
「子供が首に突っ込むと怪我をするわよ…」
「ありがとうございます…助かりました…
でも友達に再会するまでは多少の無茶もします…」
「あなたにも友達がいるのね…」
「はい…」
「大切な子…?」
「大切な友達…私を闇の中から救い出してくれた大切で私の特別な友達です…」
「そう…なら必ず見つけ出さないといけないわね…
でもその前にあれをどうにかしないといけないわね…
話はそれからよ…」
「はい…」
その時空を飛んでいたぬいぐるみの腹がわれて中から蛇みたいな全長10メートルくらいの化け物が現れ私達に向かって口からビームを出してきた
「「!」」
私達はそれぞれ反対方向に飛ぶと黒髪の女の子が盾から大量の爆弾や手榴弾が出たかと思うと突然化け物のそばで爆発した
「フォトンランサー・マルチショット、ファイヤーーーー!」
私の周りに無数の電気の塊ができると掛け声とともに蛇の化け物に向かって飛んで
いきそのまま当たると煙が立ち込めてしばらくするとあたりがガラスが割れるかの
ように背景がこわれ落ちると周りには滑り台とかが立ち並ぶ公園へと背景はかわり
蛇の化け物がいたそばに三個の黒い宝石が床にころばっていてそれを何事もなかった
かなように黒髪の女の子が拾い上げるとポケットにしまった
「このまま説明をしてもいいけれども…話が長くなるから…とりあえず私の部屋に行きましょう…」
「はい…」
私は黒髪の女の子の後をついて彼女の家まで歩いて行った
「では…まずあなたのことから聞こうかしら…なぜあんなところにいたのかも…」
「私の名前はフェイト・テッサロッサ…小学四年生…
学校の中庭で友達と弁当を食べていたら声が頭に響いたと思ったら光に包まれて
気が付いたあそこにいました…」
「そう…
つまりフェイトは他の世界の住人で魔法か何かの力でこの世界に転送されたって
ことなのね…
次は私ね…
私の名前は暁美ほむら…
中学二年生よ…
で何が聞きたいのかしら…?」
「まず戦ったあれの正体を…」
「あれは魔女…人々に不幸を運ぶ存在で呪いのそのものよ…
自殺…事故…殺人…犯罪…全て魔女が原因よ…
魔女の子供の使い魔もいるわね…
使い魔も魔女と同じ災いを運ぶ呪いそのものよ…
でも使い魔は魔女ほど強くないけれども…
で魔女は使い魔と違って倒したらグリーフシード落とすのよ…
グリーフシードは私たち魔法少女にとって必要不可欠なものよ…
魔力の源のソウルジェムの濁りを清めるもの…
大体こんなことかしら…」
「まだすべて聞いていません…
ソウルジェムが濁りきったらどうなるかを…」
「ッ!?
ここからはとても暗い話になるけれども聞く覚悟はあるかしら…?」
「覚悟はあります…
この世界に召喚されたところから巻き込まれていますから後に引く気はありません…」
「あなたの覚悟に負けたから話してあげるわ…それはね…」
それは私の想像を超える話だった
「そんな…それじゃあ、ほむらは今まで一人で苦しんで…」
「でも私はひくわけにはいかないのよ…たとえ何回やりなおしても…」
「ほむら、私も手伝います、でないと私の友達に顔向けできません…」
「その好意はうけられないわ…」
「いやだって言われても引く気はありません…」
「意外と頑固なのね…勝手にするといいわ…」
「はい…」
「行く場所はないのでしょ…帰る方法がわかるまでこの家を勝手に使いなさい…」
「ありがとうございます…言葉に甘えます…」
私はほむらの話を聞いてこの世界に召喚された理由を理解した
〜続く〜


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