可「祐巳さま……制服が湿ってきて冷たいです」
祐「ごめんね、こんな事に付き合わせて」
可「いえ、祐巳さまは悪くないです」
リリアンの新しい温室。
なぜだかその中で制服姿のまま枕を並べて横になる生徒が二人。
時は夕暮れ。
温室とはいえ、下は地面。
制服に下着に地面の水分が染みこんでくる。
泥だらけの制服。
帰りはどうしようか。
それでも、祐巳と可南子は寝そべっている。
可「祐巳さま……いつまでこうしてればいいのですか?」
祐「わかんない」
可「ROM人のやつ、なんでこんなタイトルを引いてるんだ……でも、ちょっとうれしい///」
祐「明日も学校あるんだよね。 制服どうしようか……」
可「どうしましょうか……」
祐「可南子ちゃん、そろそろ帰ろうか」
可「そうですね……」
ヤマ無し、オチ無し、ただの思いつき。