No.767 → No.785 これです。
「さあ、このアホ話も3話目ですわ」
「自覚あったのね……ちょっと安心したよ」
「票数が少なかろうがコメントがいつも同じ人達だろうが勢いだけで行かせていただきますわ!」
「その勢いを、滞っている自分のHPの更新に向ければいいのに……」
「…………それはスルーの方向で……。 さあ、ここは文化部の部室が集まっている部室長屋です」
「呼び名を忘れたとはっきり言えばいいのに…」
「こ、こ、ここでは、夜な夜な呟く様な声が聞こえるのだそうですわ」
「………ここは、そんな感じはしないけど……だいたいこんな夜中にそんな声誰が聞いて噂話にしたのよ」
「し〜〜〜〜〜っ! 静かにしてくださいませ。 では、奥へ突入してみましょう」
「たいしたこと無いと思うけどな〜……」
「乃梨子さん、そんなたらたら歩かないでくださいませ……あっ…」
「ん? どうしたのよ?」
『……、………………。…………』
「な、なにか……聞こえませんでしたか?」
「んんっ? なんにも……」
『……ま、そ……めて……ああっ……』
「…………聞こえるわ……」
「お、奥へ行って……行きま…行ってくださいませ…」
「日本語変だし……もう、ほら袖引っ張らないで」
『ふふふ………ここ………わよ』
『あ…っ……ずか…い……』
「………なんか…ニュアンスが違うような気がするんだけど…」
「あっ、乃梨子さんもそう思われますか? え〜と、お姉さまと…妹で……その〜〜な、な、な、仲良く…」
「そんな感じだね……ホントに、リリアンって同性愛者養成校?」
「いえ、そんなことは……無いかと…思い……たいですわね…」
『かわ…い…よ、祐巳。 ……』
『お、お……さ…〜』
「祐巳…? 祐巳さま?!」
「あっ、ちょっと瞳子待ちなよ! なんか変だよ。 思い出してみてよ、祐巳さまと祥子さまとは一緒に帰ったでしょ? 私達は一旦家に帰ってから戻ってきたけれど…」
「た、確かにそうですわ私達みたいな暇人くらいですわね、こんな夜中に学校へ来るのは…」
「自分で言うなよ情け無い……。 あそこの部室みたいだよ」
『あ…っ、お姉…ま。 …たし、わ…し。 そ、そこっ』
『ここ…いいの? こ…なのね? いっ…いしてあ…るわ』
「……新聞部? あ、瞳子」
「『いいです! ああ、お姉さま!』 いや〜〜、やっぱ祥子さんと祐巳さんの絡みを書くと萌えるわ〜〜」
「天誅ですわ! 三奈子さま!!」
「えっ? あ〜? と、瞳子ちゃん?! そ、そんな、いきなり電源…コンセント切って……。 あ〜〜〜〜!! 私の傑作が〜〜〜」
「どこが傑作ですの?! 根も葉もない妄想小説ではありませんか!? ひょっとしてこのディスク類は全部…」
「ぎくっ」
「没収させていただきますわ!」
「そんな〜〜、受験の息抜きに書いた傑作郡が〜〜」
「息抜きのほうが多いのではありませんか? こういう事はお家でやってくださいませ。 さもないと真美さまにばらしますわよ?」
「ふぇ〜〜ん……一年生にいじめられる〜〜〜」
「アホですかあなたは……しょうもない終わり方するけど、いいの? これで?」
〜〜〜〜〜〜 続く? たぶん…… 〜〜