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大きい画用紙抱きしめた胸の高鳴りを久々に  No.3890  [メール]  [HomePage]
   作者:  投稿日:2019-05-26 16:06:04  (萌:0  笑:0  感:3
【No:3889】の続き
白き花束〜聖夜の奇跡〜

「さて…私達も行きましょうか、車を持ってくるから、少し此処で待っていてちょうだい」

蓉子は今、校門の前で 白薔薇様を待っている
あまりにも周到で、まるで こうなる事を予見していたかの様な流れに
疑問が次から次へと浮かび上がり、何から質問して良いのか混乱していた。

「なに難しい顔をしているのかしら? 早く乗りなさい」
気付けば、白薔薇様の乗るクラシカルな車が目の前に停まっていた。
往年の名車 シトロエン 2CV… 確かに今時の車からすれば広い訳ではないが、4人は乗れる筈…

蓉子が助手席に乗り込むと、すぐにでも白薔薇様に質問しようとしたが、
「なぜ、江利子に嘘をついたのか…って顔ね」
その一言で遮られた。
曰く「江利子が乗れても、残り2人を乗せられない」
だそうだ。

更に蓉子の頭が混乱するが
「聞きたい事がたくさんある様だけれど、まずは蓉子にお説教よ」

「は…い…」……蓉子の表情が曇る

「まぁ…そんな顔をしなくても、聖の事で責めるつもりは無いわよ」
苦笑いしながら、白薔薇様は言葉を続ける。
「今回の件に限っては、私の読み違いと詰めの甘さが招いた事でもあるけど…
蓉子…貴女は少し、結果を急ぐ傾向があるわね。
時には 相手に考えさせる時間を与える事も必要よ?」

聖への過保護が目立っていたから、まさか見られているとは思わなかった…
「はい……心に刻んでおきます……」
「ふふっ…まぁ いいわ、いずれにせよ あの小笠原祥子を妹に選んだのだから、
その位の覚悟を持っておく方が丁度良いから」

_それにしても…だ。
紅薔薇姉妹の事を気に掛けてなお、白薔薇様の表情は穏やか過ぎる。
聖の事で急いでいる筈なのに、何故 穏やかで居られるのだろうか…

「とりあえず、説教の為に蓉子を連れ出した訳ではないから、貴女の疑問に答えておくわね
もうすぐM駅に着くから 端的にしか話せないけれど_」

_シスター上村…学園長から二人の事を託されていたのよ_

白薔薇様は そう仰った…
確か 栞さんは、幼くして両親を失い
今は学生寮に住んでいる。
学園長は 言わば親代わりだろう。

その学園長が [二人]を託されるとは、
余程の信頼関係が無ければ無理な話…
今回の 周到な行動も頷けると 蓉子は一人で納得した。

「流石は 紅薔薇様が一目置くだけはあるわね、
貴女の頭の回転の速さには感服するわ」
白薔薇様が 呆れとも称賛とも取れない、微妙な笑みを浮かべた所で
M駅の駐車場に到着した。

「さてさて…あの姉不幸者は どこに…」
口にしかけた時、蓉子は何かを見つけ 駆け出そうとしていた
その視線の先には…重い足取りでうつ向いて歩く
リリアンの制服を着た 見覚えのある黒髪…

咄嗟に蓉子の腕を掴み、宥める
「ストップ! まったく…そんな形相で彼女に詰め寄ったら敵意を向けられるか、逃げ出すのがオチよ?…少し落ち着きなさい」

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