がちゃS・ぷち

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No.2598
作者:通行人A
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2008-04-13 05:07:59
萌えた:3
笑った:2
感動だ:0

『新しい世界』

ひぐらしのなく頃にのクロスシリーズ『マリア様のなく頃に〜時始編〜』とケロロ軍曹のクロスシリーズ(題名未定)
のクロス企画SSです。
この作品はひぐらしのなく頃にのクロス、ケロロ軍曹のクロスと同時進行でいかせて頂きます。

マリア様のなく頃に〜時始編〜のリンクです。
第1部【No:2477】【No:2479】【No:2481】【No:2482】【No:2484】【No:2487】
  →【No:2488】【No:2490】【No:2492】【No:2499】【No:2503】【No:2505】
   →【No:2506】【No:2507】
第2部【No:2527】【No:2544】【No:2578】【No:2578】【No:2587】

ケロロ軍曹のクロス(題名未定)のリンクです。
 【No:2525】【No:2580】【No:2583】【No:2584】【No:2586】【No:2589】
【No:2590】【No:2592】【No:2593】【No:2595】
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時期設定は1学期期末テスト最終日となっております。
このシリーズは乃梨子主人公の乃梨子視点となっております。
なので、
ケロロ軍曹のクロス(題名未定)の世界出身の乃梨子視点をAパート
マリア様のなく頃に〜時始編〜の世界出身の乃梨子視点をBパート
とします。



Aパート1日目 T



朝7時
起きてリビングに行くとボケガエルが怪しげな銃を構えて撃ってきた。
軽くボコって、白状させると、クルルの部屋から勝手に持ち出したもので、
さっき鉛筆に試し撃ちしたが、傷1つ衝かなかった。
殺傷力がないので驚かす目的で撃ったらしい。
だがこの時、気付けば良かった。
これがクルルの開発したもので、彼が何の効果も持たないおもちゃのようなものを作るわけが無い事に
そうすれば、あんなことにならなかったのに・・・。
放り出された銃には、こういう表示が浮かび上がっていた。

『転移まであと5時間』


テストも終わり、祐巳と家に帰ると、急に辺りが光に包まれた。


気が付くと私はまったく知らない部屋に倒れていた。

黒髪の女の子「乃梨子、気が付いた?
       急に倒れたけど具合悪いの?」

そこには、中学生ぐらいの下手をすると小学生でも通る気がするくらい小さな黒髪の女の子が居た。

乃梨子「ここはどこ?あなたは誰?」

黒髪の女の子「はぁ?乃梨子、あんた本当に大丈夫?クラスメートで同じ薔薇の館の住人でしょうが」

少女はそう言うがまったく見覚えがない。

乃梨子「それでここはどこ?何で私ここに居るの?」

黒髪の少女「ここは私が下宿してる家で、あなたはここにテストの反省会をしに着たんでしょうが。
       ホント疲れてるなら帰って休んだほうがいいわよ。反省会はいつでも出来るし」

そうしよう、何がなんだかわからないから家に帰って落ち着いて考えてみようと思う。
私はそう思い立ち上がろうとすると、いきなりドアが開いて、
角の生えた巫女服の女の子とここからじゃよく見えないが男の人が現れた。

角の生えた女の子「梨花〜、乃梨子目―覚めましたか〜?
         あ、よかった目が覚めてるのです」

黒髪の女の子の名前は梨花というらしい。
するといきなり、後ろから、少し乱暴に頭を撫でながら

男の人「ノリもう起きて大丈夫なのか?」

私の心臓は飛び上がった。

この声・私を『ノリ』と呼ぶ・少し乱暴な撫で方

私の知る限り、どれも1人しか思い当たらない。

もう2度と会うことの出来ない私の初恋の人。

私は恐る恐る振り返ると、

そこには6年前雛見沢ガス災害で死んでしまったはずの、
少し大人になっていた圭兄が立っていた。
 


Bパート1日目  T



中庭を散歩してると、急に辺りが光に包まれた。
眩い光が消え、目が覚めると、私は女性に膝枕をされていた。
その女性は私と同じ歳くらいの女の子なのに、
表情や雰囲気が大人びていて女の子という言い方が失礼な気がする。

女の子「乃梨子、大丈夫?
    どこか痛いところとか無い?」

その人の声は祐巳さまの声にそっくりだった。

乃梨子「あの、大変失礼ですが、どちら様ですか?」

女の子「乃梨子、ほんとに大丈夫?
    頭とか打ったんじゃ・・・
    それとも熱かな・・・」

そう言っておでこをくっつけてきた。
私は慌てて離れる、こんな綺麗な人真近に見れない。

乃梨子「あ、あの、知ってるかと思いますが、
    白薔薇の蕾を勤めさせていただいております、二条乃梨子と申します
    改めてちゃんとお礼が言いたいのでお名前を教えてください。」

祐巳「何がしたいのかよくわからないけど、
   今年度の白薔薇様を勤めさせていただいております。
   あなたの姉の福沢祐巳です。」

乃梨子「え・・、え〜〜〜〜!!!」

祐巳「乃梨子うるさい。」

乃梨子「だ、だって、白薔薇様で私のお姉さまって志摩子さんでしょ。何がどうなってるの?」

クルル「ク〜ックックック、おもしれーことになってやがるな〜」

祐巳「クルル、何がどうなってるの?」

クルル「今朝隊長が俺の発明品勝手に持ち出して遊んでただろう、
    そのときの影響が今頃になってあらわれたみてえだな。」

祐巳「元の乃梨子は帰ってこれるのよね」

クルル「1週間くらいで戻る予定だぜ〜」

祐巳「ならいいや、面白そうだし、1週間よろしくね。乃梨子」

乃梨子「いや良くないし、他に帰る方法とかは?」

クルル「ない」

乃梨子「よろしくお願いします。」

見知らぬ世界でどうすればいいのかわからない私は祐巳さまについていく事にした。





(コメント)
千里 >2人のノリコがどう話を展開していくか続きが楽しみです、続きを頑張って書いてくださいね(No.17737 2009-07-04 05:19:45)

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